ノルウェー系LCCがロンドン〜アメリカ間で複数の新路線を就航

大西洋横断フライトの選択肢が増加

Ed Cunningham
テキスト:
Ed Cunningham
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
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イギリス〜アメリカ間の航空券は年々安価になってきているが、それでも決して安いとは言えない。しかし、その状況も間もなく変わるかもしれない。

最近、ノルウェーの格安航空会社であるノースアトランティック航空(Norse Atlantic Airways)のイギリス法人は、複数のアメリカ新路線就航計画を発表した。これにより、大西洋を横断する際の低料金の選択肢が劇的に増える可能性が出てきたのだ。

ノースアトランティック航空は、2021年に設立された比較的新しい航空会社。2022年8月には既に、(ノルウェー本社が運航する形で)ロンドンのガトウィック空港とニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港を結ぶ便が就航しているが、わずか255ポンド(約4万2,925円)で往復料金を売り出している。

今後はイギリスの子会社による運航で、2023年3月までに、ロンドンからロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴ、ボルチモア・ワシントン、オーランド、フォートローダーデールへの路線も同様に格安で運航する予定だ。

こうした展開は、アメリカ政府による規制の変更により実現したもの。これまでこの航空会社のイギリス子会社がイギリスとアメリカ間のフライトを新設する場合、ノルウェーを経由する必要があったが、2022年10月中旬、アメリカ運輸省が同子会社へロンドンからアメリカの直行便運航を許可したため、さらなる路線拡大が可能になったというわけだ。

ロンドンはすでにヨーロッパと北米を結ぶフライトの中継地として人気。ノースアトランティック航空のガトウィック路線が安くなることで、大西洋を横断する旅行全般がより手頃になることが期待される。アトランティック航空のフライトスケジュールは公式ウェブサイトで確認しよう。

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This airline is launching new low-cost flights between the UK and USA(原文)

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