Nadir Gullu
Photo: MEHMET ATES

トルコ発の老舗バクラバ、ナーディル・ギュルがオンラインストアをオープン

日本初上陸時は大行列で入手困難に、1843年創業の「バクラバの王様」

テキスト:
Genya Aoki
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2021年12月16日(木)、1843年創業の老舗バクラバブランドである『カラキョイ ギュルオール(Karakoy Gulluoglu)』の海外向け商品ラインアップである『ナーディル・ギュル(Nadir Gullu)』のオンラインストア、『ナーディル・ギュル ジャパン オンラインストア』がオープンする。

Nadir Gullu
Photo: instagram.com/nadirgullu_jp

「バクラバ」とはトルコの伝統菓子の一つで、さくさくのパイ生地に刻んだクルミ、ピスタチオなどナッツを挟み、焼き上げてから甘いシロップを染み込ませたペイストリー。日本でも徐々に知られてきており、食べられる店舗も増えている。

『カラキョイ ギュルオール』はイスタンブールの最も古いエリアの一つであるカラキョイに店舗を持ち、「バクラバの王様」として国内で知らない人はいないといわれているほど有名で、歴史あるブランドだ。代々家族経営で、現在は3代目社⾧がその手腕を振るっている。

11月10日〜23日に松屋銀座に期間限定で初上陸した際には連日大行列となり、即日完売、期間延長など異例の人気を集めた。

ナーディル・ギュル
『ピスタチオバクラバ』

松屋銀座では、『ピスタチオバクラバ』と『くるみバクラバ』の2種(2、4、8ピース)を販売していたが、オンラインストアでは『ピスタチオバクラバ』8ピース(3,200円)、『くるみバクラバ』8ピース(2,800円)だけの展開(数量限定)。「できる限り作りたてのものを食べてほしい」という思いから焼き上がったばかりのフレッシュなバクラバを用意している。

ナーディル・ギュル
『くるみバクラバ』

※以下は、11月11日の記載内容

ブランド名こそ違うが、『ナーディル・ギュル(Nadir Gullu)』のバクラバは全てイスタンブールで作ったものを空輸しており、『カラキョイ ギュルオール』の味がそのまま楽める。

Nadir Gullu
松屋銀座販売時の様子(Photo: twitter.com/Nadirgullu_jp)

同ブランド商品の特徴は、トルコ東部のガジアンテップという場所で収穫される高級なピスタチオやクルミを贅沢に使用し、パリっとした食感を出すために40層にもなる薄いパイ生地を重ねていること。このパイ生地は、経験を積んだ職人が全て手作業で作っており、まさに特別な技術の結晶といえるだろう。

日本への代理店を担当しているエフェトレーディングは世界中の高品質な菓子や食品を日本に輸入、販売している企業。同社の代表取締役である安宅玲奈は「トルコのおいしい食品をもっと日本人に知ってほしい。そして、せっかくなら最高級のものを提供したいと思い、今回は『ナーディル・ギュル』のバクラバを用意しました」と語る。トルコが誇る「最高級の味」をこの機会に味わってみよう。

『ナーディル・ギュル』の詳細情報はこちら

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