ホテル椿山荘東京
Photo: Hotel Chinzanso Tokyo

ホテル椿山荘東京がホタル観賞できるディナープランをスタート

霧の演出による幻想的な風景や、雨の日でも見れる洞窟状のビオトープも

テキスト:
Genya Aoki
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2021年5月16日、ホテル椿山荘東京の庭園で、初夏の風物詩であるホタルの飛翔(ひしょう)が確認された。

ホテル椿山荘東京は、ディナー後に庭園でホタル観賞を楽しめるディナービュッフェ『ほたるの夕べ ディナーセレクション2021』を、2021年5月23日(日)からスタートする。

都市部にありながら、木々の間や小川の上を飛び交うホタルを観賞できる庭園の『ほたるの夕べ』は、藤田観光の創業者である小川栄一の「東京の子どもにホタルを見せたい」との思いから1954年に始まったもの。今では、都内で数少ないホタルの名所の一つといわれている。夏のシーズンに先がけて5月中旬に飛翔を開始し、6月上旬にかけて見頃を迎えるのも特徴だ。

期間中の前半(5月中旬~6月中旬)はゲンジボタル、後半(6月中旬~7月中旬)はヘイケボタルが浮遊する姿が見られる。庭園の五丈滝の裏側にはホタルが好む水辺の環境を生かし、室内環境でトンネル状になった「蛍の洞窟ビオトープ」を設置。雨の日でも観賞できる可能性がある。今年はさらに、霧の演出『東京雲海』とホタルの共演による幻想的な風景が広がる。

ビオトープ付近には「ほたる支配人の駄菓子屋さん」が出店。射的や駄菓子、駒まわし、ぺたぺた焼きなどを用意し、昔懐かしい遊びが楽しめる。

ホタル観賞に合わせたディナービュッフェ『ほたるの夕べ ディナーセレクション2021』は、毎年好評のサーロインローストビーフをはじめ、ホタルの舞いの飛跡を表現したラビオリ、ひつまぶし、にぎり寿司、中華料理などのさまざまなメニューや、色鮮やかなスイーツまで約40種を堪能できる。さらに今年は、ノンアルコールビールやホテル特製ノンアルコールカクテルなどを提供する「ノンアルコールドリンクプラン」も用意。食事の後には、ホタルが舞う庭園散策を楽しもう。

ホテル椿山荘東京
ホテル椿山荘東京

1日3組限定で、閉園後23時からスタッフが庭園を案内するステイプラン、『プライベートホタルナイト』も5月25日(火)から開始。ルームサービスでの朝食や、23区内ならタクシーでの「送り」もしくは「迎え」付きで、「密」を避けて静かに夏の夜を独り占めできるだろう。公式ウェブサイトで予約可能だ。

新型コロナウイルス感染症対策のため、庭園は宿泊や飲食、買い物などホテル内のサービスを利用した人のみに開放している。この機会に東京都内で、非日常を感じる贅沢な時間を過ごしてみよう。

『ほたるの夕べ ディナーセレクション2021』の詳細情報はこちら

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