SUNSET BEACH PARK
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稲毛海浜公園にオープンしたグランピング施設が革新的な6の理由

テントサウナやビーガン対応バーベキューも楽しめるsmall planet CAMP&GRILLがオープン

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Time Out editors
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2021年422日、稲毛海海浜公園内にグランピング施設、small planet CAMPGRILLがグランドオープンした。ニューノーマルの時代に合わせ、自然と共生しながら、サステナブルな暮らし方についても学べる「新時代のグランピング体験」を提案している。上質な自然、真の贅沢や豊かさが循環し、世の中をよりよくするサステナブルなグランピングの在り方を考えさせる場所だ。本記事では、一足早くその魅力を紹介する。

1. 都心から1時間以内、ビーチも目の前でアクセス抜群

何より驚くのはそのアクセスのよさだろう。東京駅から早ければ車で40分、電車でも1時間かからない。そうしたリッチにもかかわらずsmall planet CAMPGRILLが開業した稲毛海浜公園は全長3キロメートル、面積83ヘクタールの緑豊かな土地でビーチに面している。東京ドーム10個分という広大な敷地にはヨットハーバーやプール、各種運動施設もあり、アクティビティには事欠かない。

small planet CAMP & GRILL
small planet CAMP & GRILL
small planet CAMP & GRILL
グランピングのテント

オーストラリアのパースから運ばれたホワイトサンドビーチではヨガやマインドフルネスのイベントも開催しており、グランピング施設の目の前は海だ。グランピングエリアの横にはバーベキューエリアもあり、宿泊しなくても気軽にこの空間を楽しめるのもいい。感染拡大が懸念される中、移動のリスクや時間のロスを避け、その分ゆったりと滞在するマイクロツーリズムが見直されている。思いついたらすぐ旅立てる稲毛への旅は最適だ。

2. 公園という環境を生かした空間づくりがエコ

長く地元の人に愛されてきた公園だけに、環境として整っているのも大きな強み。稲毛海浜公園をよりポジティブで安心、安全なパークにシフトしようという試みの第一歩がsmall planet CAMPGRILLなのだ。広大な敷地内には各所にトイレや水道があり、アウトドア体験をしながらも利便性がある。森の中でワンランク上のバーベキューを楽しめるフォレストダイニングの木々もほとんど切り倒すことなく設計、休憩所も昔のまま残され、スタイリッシュなグランピングエリアに調和している。

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疲れを癒してくれる森の中のテント
石の看板
石の看板

看板も新たに建てるのではなく、虫たちの生活の場になるよう石を積み上げただけのものにして、景観や生態系を変えない工夫をしている。植栽にはハーブなどを植えて、現状を生かしているのはエコロジーで、エコノミーだ。 宿泊施設のレセプションは24時間スタッフが常駐し、滞在型のリゾートができることで公園の夜間セキュリティも高まるだろう。

3. ゴミゼロを目指すSDGsへの一歩となるキャンプ施設

small planet CAMPGRILLはサステナブルなグランピングを目指しており、そのような生活を体験することは、環境や豊かさの循環について考えるきっかけとなるだろう。例えば、バーベキューは食品ロスを生むアクティビティーだとする懸念もあるかもしれない。足りないと不安からつい食材も多めに用意し、使い捨ての紙皿やプラスチックカップを選びがちだ。そこで、small planet CAMPGRILLでは捨てないBBQを提案、レセプション前にはエシカルショップも展開し、食材や食器、洗剤などを購入できる。手ぶらで来ることで、食材は必要な分だけ、食器は用意された陶器やグラスを使う。

small planet CAMP & GRILL
エシカルショップ
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調理時の風景

調理時の野菜ごみ、食べ残しなどはエリア内に設置したコンポストに自ら入れることで、生ごみを発酵分解し、堆肥にする過程も学べる。130キロの生ごみを処理できるというパワフルなコンポストの迫力には驚く。この有機肥料は公園内のハーブ園や森に運ばれ、より豊かな土壌づくりにも役立っているのだ。

4. 「千産千消千巡」を提唱、千葉の食の豊かさに驚く

千葉県の食のポテンシャルは高い。なんと北海道に次ぐ全国2位の農業地であり、野菜も豊富で稲作も盛んだ。酪農の発祥地でもあり、肉や乳製品の質も高い。海にせり出した地形は漁業にも適しており、首都圏の台所を支えているといっても過言ではないそうだ。

地産地消といわれるが、ここでは千葉の「千産千消千巡(ちさん・ちしょう・ちじゅん)」をコンセプトにしている。フォレストダイニングでは千葉で生産された食材をフレンチの手法を取り入れたソースや調理で、アウトドアクッキングとは思えないグレードのBBQを提供している。色鮮やかなジャーサラダには千葉県産のブルーベリードレッシングなど、旬の素材からセレクトし、メインの塩釜焼きは千葉県産の『東の匠SPF豚』を使用。

ほかにも、ドイツ式伝承製法の習志野ソーセージ、落花生のソースなど、千葉県の名産をふんだんに使用しており、デザートのマシュマロに至るまで、千葉林養鶏場の希少な『初卵』を使ったマシュマロ焼きにするという徹底ぶりだ。翌日の朝食もふわふわのオムレツ、フレッシュなミルクなど、千葉県の食材にこだわった。

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ダイニング
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朝食

調理方法もダイニングテーブルで用意されたものをただ火にかけるのではなく、野菜を刻む、炒めるなど自分の手で仕上げるスタイル。将来は地元農家が集まり、マルシェを開く構想もあるという。

5. スタイリッシュでリッチなビーガンバーベキューを提供

ベジタリアンにとってもうれしいのが、おそらく日本では珍しいビーガン対応のバーベキューコースも展開していることだろう。植物性の食材だけとは信じられないほどリッチで、満足感のある内容だ。色とりどりの地場野菜のグリル&ローストは生で食べる人もいるほど新鮮だ。自分で調理するワカモレや、千葉県産『ふさこがね』使用の炊き込みご飯など、バリエーションも豊か。

ソイミートのから揚げはオリーブオイルで炒め揚げすることで、よりカリッと香ばしく仕上がっている。大豆で作られたソイミートは生でも食べられるため、バーベキューに適した素材だという。デザートはバナナのココナッツオイルソテー。スーパーフードでもあるカカオニブの風味が絶妙だ。

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ビーガン対応のバーベキュー
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フォレストダイニング

ビーガンでなくとも、「ヘルシーな食事を選びたい」「重すぎる夕食は避けたい」という層にも好評だという。ベースをビーガンバーベキューにして、必要に応じて肉を追加オーダーしてもいいだろう。

朝食にもビーガン対応のメニューが用意されており、ごまの香るフムス、冷製カッペリーニ、海藻と地場野菜のサラダ、フルーツ&ナッツの豆乳グラノーラなどさまざまな食材、食感が味わえる。「ビーガン=ストイック」から、「ビーガン=バリエーション豊か」へとがイメージが覆されるだろう。

6. 未来には稲城海岸公園全体が洗練されたリゾートに

small planet CAMPGRILLは、株式会社ワールドパークが現在推進中の再整備計画『SUNSET BEACH PARK INAGE』の第1弾プロジェクト。同社は、遊休地や公的資産の活用を手掛け、100年先まで続くパーク文化を目指している。

千葉市民に愛されてきたプールは、海との連動性が高いレトロモダンなプールに、フラワーミュージアムも今まで見たことのない演出で生まれ変わるなど、既存の施設を生かしつつ、リニューアルする予定。

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宿泊施設もビーチに面したヴィラホテルなどの展開も検討しており、移動のロスを避け、ローカルな魅力を再発見するマイクロツーリズムに対応したリゾートという青写真を描いている。将来の完成を心待ちにしながら、グランピング体験を通じて、サステナブルなライフスタイルへの第一歩を踏み出してみてはどうだろうか。

なお、緊急事態宣言発令中のため当面の間、バーベキューとアルコールは休止しているので注意してほしい(最新情報は、公式ウェブサイトで要確認)。

small planet CAMP&GRILLの詳細はこちら

テキスト:間庭典子

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