今すぐウクライナの人々を支援する方法

民間人への人道支援から前線での医療支援まで、寄付などでサポートできる団体を紹介

Ed Cunningham
テキスト:
Ed Cunningham
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
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※2022年3月11日情報更新

2022年2月21日、ウクライナ東部のドンバス地方にある2つの分離主義共和国を正式に承認したロシア。24日には、今度はウクライナに対して広範囲な軍事攻撃を開始した。

状況は不明瞭で複雑だが、ひとつだけはっきりしていることがある。ウクライナとその国民は計り知れない危険に直面しており、得られる限りの援助を必要としているということだ。

もちろん、強い制裁やロシアの海外資産の凍結など大きなインパクトに関与できる人は、我々の中にはほとんどいないだろう。しかし今、多くの人が自分にできることを探しているはずだ。簡単にできることはいくつかある。ここでは、寄付で今すぐ支援する方法を紹介する。

日本からの支援

在日ウクライナ大使館

ウクライナに寄付金を送る三菱UFJ銀行口座の詳細を発表。詳細はこちら

日本ユニセフ協会

武力行為の激化の影響を受けるウクライナの子どもたちのために、緊急支援を行っている。詳細はこちら 

日本赤十字社

各国の赤十字と赤新月社が実施する救援活動を支援するため、「ウクライナ人道危機救援金」の募集を開始。寄付の受付は2022年5月31日(火)まで。詳細はこちら

国境なき医師団日本

医療援助のニーズに対応できるよう、ウクライナ国内や近隣諸国で緊急援助活動を開始。ウクライナとその周辺国での活動に使途を限定した寄付の募集を3月9日から開始。詳細はこちら

国連UNHCR協会

1950年に設立された国連難民支援機関の緊急救援活動。詳細はこちら

ピースウィンズ・ジャパン

日本発のNGO団体。緊急支援のほか、現地情勢の分析支援ニーズの調査を行う。詳細こちら

セーブ・ザ・チルドレン

子どもを支援する国際NGO。ウクライナならびに周辺国における寄付を募っている。詳細こちら

海外の支援

Revived Soldiers Ukraine

前線にある陸軍病院への薬や医療品に資金を提供。寄付はこちら

Nova Ukraine 

カリフォルニアを拠点とする非営利団体。ベビーフードや衛生用品から衣類や日用品まで、あらゆる物をウクライナの一般市民に提供。寄付はこちら

Sunflower of Peace

前線にいる医師や救急隊員に救急用リュックサックを提供。寄付はこちら

Voices of Children 

戦争で受けた心の傷から子どもたちが立ち直るための支援に重点を置いた慈善団体。寄付はこちら

United Help Ukraine

ウクライナの国内避難民に食料と医療用品を配布。寄付はこちら

Doctors Without Borders(国境なき医師団)

ウクライナでさまざまな地域の病気や医療問題への支援を行っている。寄付はこちら

OutRight Action International

世界中のLGBTQ+の人権のための非営利団体。ウクライナのLGBTQ+の人々の安全を支援。寄付はこちら

UKRAINE DAO

ロシアのアクティヴィスト集団、プッシー・ライオットらが発足。ウクライナ国旗のNFTに入札、または暗号通貨の送信で寄付が行える。寄付はこちら

The Kyiv Independent

ウクライナの英字新聞。ジャーナリズムはとても重要だ。PatreonGoFundMeのページから寄付をして、正確なニュース報道が続く手助けをしよう。

Airbnb.org

Airbnbでは、紛争から逃れてきた10万人の人々を一時的に収容することを約束し、自宅をボランティアで提供してくれる人を募集している。詳細はこちら

原文はこちら

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