364粒の米を積み上げる、実物大寿司プラモデルがマニアに人気

一貫1,430円、クレイジーな大人向けプラモデル

テキスト:
Time Out editors
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1/1スケールの寿司のプラモデル『寿司プラモ 貴方にこれが握れるか!?』がモデラーの間で話題だ。寿司を完成させるには、364パーツもの米粒を一つ一つ積み上げるという、ち密な作業が要求される。熟練の寿司職人がふわっと握ったような握りに仕上げられるかどうかは作り手の腕次第。シンプルな作り方だからこそ、挑戦のしがいがあるとして技を競いたい猛者が殺到し、2021年423日の発売直後には500個以上を売り上げ、生産が追い付かない状況だという。

寿司プラモ 貴方にこれが握れるか!?
『寿司プラモ 貴方にこれが握れるか!?』
寿司プラモ 貴方にこれが握れるか!?
『寿司プラモ 貴方にこれが握れるか!?』

パッケージは寿司の折り詰めそのもの、しかも割り箸が付いている。種類はマグロとサーモンの2種類で、一貫各1,430円。出来上がりは長さ8センチメートル、高さ2.5センチメートル、幅3センチメートルの実寸大だ。

Yahoo! ニュースによれば、開発者は寿司1貫が約360粒という情報をネットで見て、10軒以上の寿司屋を実際に訪れた。その際に米粒を実際に数え、最も多かった364粒を参考にしているという。ただ、どれくらいのボリュームをおいしそうと感じるかは人それぞれなので、シャリのパーツを何粒使用するかは自由だという。

寿司プラモ 貴方にこれが握れるか!?
『寿司プラモ 貴方にこれが握れるか!?』

発売元の秋東精工は、江戸川区にある1978年創業のプラモデル企画と製造を行う会社だ。プラモデル金型を世界で初めて実現し、それぞれのパーツを手で簡単に外して、指でパーツを押し込むだけで圧着するような精密さを実現したことで知られる。現在は100分の1ミリメートル単位で細やかな調整ができる技術を誇っており、大手プラモデルメーカーからの発注も継続して受けている業界注目の企業だ。

このリアルな寿司プラモは「クレイジーなオトナのプラモデル」として、餃子のプラモデルに続いて発売された。今後も信じられないほど細かく、リアルで、今まで以上にクレイジーなプラモデルを今後も展開予定というから楽しみだ。

『寿司プラモ 貴方にこれが握れるか!?』の詳細はこちら

テキスト:間庭典子

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