ニューヨークでフリーダ・カーロの没入体験型展覧会が開催

10月27日からブルックリンの「Immersive Pavilion」で

Anna Rahmanan
テキスト:
Anna Rahmanan
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
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ニューヨークで、フリーダ・カーロの作品をこれまでにない形で見ることができるようになる日が間もなく訪れる。

ブルックリンにある「Immersive Pavilion」で2022年10月から、フリーダ・カーロ・コーポレーションとスペインのデジタルアートセンターLayers of Realityが共同で制作する没入体験型展覧会が開催されることになった。

公式プレスリリースによると、90分間をかけて歩いて巡るこの展覧会は、「7つの異なる変容する空間を利用し、21世紀の今でもこれまで以上にインスピレーションを与え続けるメキシコの芸術家の人生と作品に入り込むことができる」もの。

展示空間は、「無限のシンボル」「反応する感覚的なインスタレーション」「360度の映像投影」「文字通りカーロの最も有名な作品の中にあなたを運ぶバーチャルリアリティー」などで構成されるという。

この展示は、ニューヨークでの公開に先立ちヨーロッパを巡回し、フェニックス、ソルトレイクシティ、アルバカーキなど、アメリカのほかの都市でも開催された。今後は、カナダやラテンアメリカの都市へ巡回する予定だ。

マグダレーナ・カルメン・フリーダ・カーロ・イ・カルデロンを本名に持つフリーダ・カーロは、メキシコの芸術品や自然からインスピレーションを得た多くの肖像画や自画像で一躍有名になった。2024年には、ブロードウェイ「Frida, The Musical」という、カーロの人生を題材にしたミュージカルの上演が予定されている。

これらのプロジェクトが、どんな風に彼女を表現するのか楽しみだ。「Frida Kahlo, The Life of an Icon」は、2022年10月27日(木)から開幕。チケットは、9月23日(金)から公式ウェブサイトで発売される。

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An immersive Frida Kahlo exhibit is opening in Brooklyn next month(原文)

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