Everything is Everything
Photograph: Everything is Everything

ニューヨークのベーグルを食べ尽くした男が選ぶナンバーワンは?

202店をランク付け、レビューはNFT化

Anna Rahmanan
テキスト:
Anna Rahmanan
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
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ニューヨークに住む38歳のマイク・バーリーは最近、市内5つの行政区にある202のベーグル店を食べ歩き、ランキングをつけた。最高齢のニューヨーカーでさえもできないであろう偉業を達成したといえるだろう。

バーリーはこのフードプロジェクトを「Everything is Everything」と命名。これは、彼がレビューした全てのベーグルが、春タマネギクリームチーズ入りの「エブリシングベーグル」だったことにちなむ。この選択について彼は、「各店が実力を発揮できるポイントが多くあり、最も人気のある注文の一つ」と説明している。

彼がわずか13カ月で200個以上のベーグルを食べ尽くしたという事実もさることながら、この取り組みは単なる「ベスト・オブ」リストをはるかに超えたものだといえる。

元ゲームプロデューサーであるバーリーは、実際に自分が味わったベーグルを一つ一つマッピング。マップ上のベーグルをクリックすると、区別と市全体の順位の両方が表示される。

その下に見られるのはバーリーによる採点。彼は各店を店舗、ベーグル、スプレッドという3つのカテゴリーに分け、0〜5点のレンジで評価し、総合点も算出。彼の主観によれば、ニューヨークで一番おいしいベーグルは、クイーンズ区フラッシングのミドルビレッジにある「P&Cベーグル」のものだという。

Bagels
Photograph: Courtesy of Mike Varley

このプロジェクトにはNFTも取り込まれている。バーリーはこのプロジェクトで収益化を図りたいと考えているのだ。彼は「ベーグルのレビューは、それぞれNFTとして販売している。202個のコレクションのうち、すでに80個が売れた」と話す。NFTのベーグルレビューが具体的にどのようなものかは分からないが、人々の共感を呼んでいるのは確かなようだ。

実は「Everything is Everything」は、バーリーが妻のジェシ・ヒゲットとともに挑んだ、より大きなチャレンジの一部である。それは、1年間、週5回のペースで5つの行政区を歩き続ける「2020: Total Clarity」というプロジェクトで、2人はそれを終えたばかり。一応計算してみると、彼らは1週間で131マイル(約210キロメートル)、合計で7000マイル(約1万1265キロメートル)歩いたことになる。

バーリーは「私たちの多くは、ニューヨークのことを知っている、と思っているが、よく考えてみると街での経験のほとんどは、周囲の1.5マイル(2.5キロメートル)の範囲内にあるもの。選ばれた目的地に行くことはあっても、『街の全貌』を見ることはないだろう」と語っている。

彼らは「Total Clarity」というで毎週配信しているポッドキャスト向けに散歩を記録し、写真や動画も常に撮っていた。「Everything is Everything」は明らかに、そうして収集された全てのデータのたまものといえるものなのだ。

バーリーは、このデータを使った今後の取り組みについて全貌を語るのは避けたが、ほかに4つのシリーズを計画しているという。次の作品は、彼が街中を散歩した時に撮った、ペットの迷子看板の写真をフィーチャーしたものになるそうだ。

「その写真をピクセルアートにして、NFTとして保存。永続性を持たせ販売し、そのお金を地元の保護団体に寄付するつもりです」と教えてくれた。

原文はこちら

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