ロス タコス アスーレス
Photo: Akane Suzukiロス タコス アスーレス

恵比寿の予約必須のおまかせタコス専門店が週末限定で朝タコスをスタート

三軒茶屋「Los Tacos Azules」の姉妹店「タコスバー」の新たな取り組み

編集:
Genya Aoki
寄稿:
Aya Ueno
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恵比寿にある「タコスバー」が、2023年9月9日から週末限定で朝タコスの提供を開始した。同店は、三軒茶屋にある人気のタコスレストラン「ロス タコス アスーレス(Los Tacos Azules)」の姉妹店だ。メキシコ出身のオーナーシェフであるマルコ・ガルシアが手がける「朝タコス」は、多くのフーディーをとりこにし、瞬く間に人気店となった。

タコスバー
Photo: Keisuke Tanigawa

タコスバーは、メニューを「おすすめ魚タコス」のコースに絞った業態の店として2022年11月にオープンした。新鮮な魚介類を使用し、出来たてをすぐにサーブするという、日本の寿司屋や天ぷら屋をインスピレーションとしたという同店では、温かみのある木製のカウンターでタコスを堪能できる店構え。メキシカンでありながら繊細な和食の趣も感じられる、まさに次世代のタコス店である。

タコスバー
Photo: Kesuke Tanigawaオーナーシェフのマルコ・ガルシア

今回「日本で朝ごはんやブランチの選択肢として、メキシコの朝食文化をさらに浸透させたい」というマルコの思いから、朝タコスの提供もスタートした。

タコスバー
Photo: Keisuke Tanigawa「桜エビのタコス」

同店のタコスの特徴は、柔らかな青色をしたトルティーヤだ。メキシコから直輸入した在来種のブルーコーンを使用し、「ニクスタマル」と呼ばれる伝統的な製法で作り上げたこだわりの生地で、トウモロコシの素朴な味わいが印象的である。

具は素材の味が引き立つ和食のような優しい味付けで、まさに朝食にうってつけ。トルティーヤはメキシコ産、具材に使用する食材はマルコが信頼を置く生産者から仕入れた日本の国産の食材を使用し、タコスを朝に食す文化の意外性を感じる人も、同店のタコスを食べれば納得できるはずだ。

ロス タコス アスーレス
Photo: Akane Suzukiロス タコス アスーレス

朝タコスのメニューは、ロス タコス アスーレスと同様。季節ごとに変わる旬のテイストが入った計5種類のタコスが楽しめる人気メニュー「モーニングタコス おまかせ」(2,500円、以下全て税込み)も用意する。1品450円からアラカルトでも提供。定番の「カルニータス」や「短角牛のバルバッコア」などを味わえる。

タコスバー
Photo: Kesuke TanigawaTacos Bar

朝タコスの営業時間は毎週土・日曜日の9〜16時(ラストオーダー15時)のみ。夜は予約必須だが、この時間帯は予約なしで楽しめる。休日のブランチやおいしい朝食を求めているなら、ぜひ候補に加えてみてほしい。

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