Photo: Keisuke Tanigawa
Photo: Keisuke Tanigawa

東日本橋の注目スポット、コミュニケーションサウナ オーでしかできない5のこと

モダンな茶室デザインや「ととのうサウナ飯」など見どころを徹底紹介

テキスト:
Tomomi Nakamura
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2022年4月、気兼ねなく語り合い「ととのえる」ことをコンセプトにしたコミュニケーションサウナ、オー(OOO)が東日本橋にグランドオープンした。

ソロサウナが流行化する一方で、誰かと過ごす時間によってアイデアが生まれる場を目指す同施設は、「泊まれる映画館」のシアター ズィー(Theater Zzz)の企画開発をした蒼樹(ソーウッド)が手がけた。対話できるサウナにコワーキングスペースやダイニングバーといった場を併設しており、アフターサウナの過ごし方の幅を広げてくれる要素がぎゅっと詰まっている。

今回はそんなニュースポットでしたい、5つのことを紹介しよう。

1. 対話を重視したデザインサウナでととのう。

コミュニケーションサウナ オー
Photo: Keisuke Tanigawa『□(シカク)の部屋』のサウナ

目の前の相手と向き合える「茶室」からインスピレーションを得たという2階のフィンランド式サウナは、忙しい日常を忘れてリラックスできる和モダンな空間。サウナ室を茶室、水風呂を坪庭、休憩スペースを縁側に見立てた、ここでしか見ることのできないデザインは必見だ。

コミュニケーションサウナオー
Photo: Keisuke Tanigawa『□(シカク)の部屋』の入り口

サウナはいずれも完全予約制のプライベート空間。リピーターは入り口でパスコードを入力することで入店できるほか、コワーキングスペースの会員は無料となる。洗練されたデザインのサウナは、最大6人まで入れる『□(シカク)の部屋』(2時間1万8,000円から)と3人までの『△(サンカク)の部屋』(2時間9,000円から)の2タイプを完備する。

コミュニケーションサウナ オー
Photo: Keisuke Tanigawa『□(シカク)の部屋』

『□(シカク)の部屋』は男女共に利用しやすいシックな雰囲気。仲間と語り合うひとときに最適な広々としたスペースが確保されているので、同僚と訪れて仕事のアイデアを出し合う「ブレインストーミング」を行う場としてもぴったりである。

コミュニケーションサウナオー
Photo: Keisuke Tanigawa『△(サンカク)の部屋』

『△(サンカク)の部屋』は、女性らしい柔らかで温かみのあるカラーで統一された室内。室内にはかんきつ系のアロマの香りが漂い、リフレッシュできるだろう。どちらの部屋もともにフラットな小上がりの休憩スペースがそろい、話しやすさにこだわった作りが印象的だ。

コミュニケーションサウナオー
Photo: Keisuke Tanigawa『△(サンカク)の部屋』のサウナ

サウナは床上げをしているので、体の芯までしっかりと温まれるのがうれしい。入り口のバケツでサウナストーブに水をかけることでセルフロウリュも堪能できる。

2. スタイリッシュなサウナバーで語らう。

コミュニケーションサウナ オー
Photo: Keisuke Tanigawaトトト サウナ アンド キッチン

体がととのった後は3階のアフターサウナバー、トトト サウナ アンド キッチン(+o+o+o Sauna And Kitchen)で、汗とともに流れ出た栄養素をチャージできるオリジナルドリンクや薬膳料理など、健康的にリスタイルされた「サウナ飯」を味わおう。 

オープンキッチンは、友人宅のような感覚でサウナ―同士がフラットに会話ができることを意識。大きなカウンターテーブルをぐるっと囲むようにイスが配置され、開放感のある空間に仕上げた。

3. ヘルシーなサウナ飯とドリンクで腹を満たす。

コミュニケーションサウナオー
Photo: Keisuke Tanigawa『イチボのロウリュステーキ』

いちおしのメニューは『イチボのロウリュステーキ』(1,800円)。厚切りの肉をサウナストーンで焼き上げ、黒文字や松の葉などのハーブのアロマ水をかけて完成するという、料理でもサウナ気分を満喫できる逸品だ。最後にヨーグルトや、ディルなどのハーブを合わせた爽やかなソースをプラスすることでさっぱりと味わえる。

コミュニケーションサウナオー
Photo: Keisuke Tanigawa『赤紫蘇ファイブミニポ』

サウナ―に人気の「オロポ」(オロナミンCをポカリスエットで割ったドリンク)をモダンにアレンジした『赤紫蘇ファイブミニポ』(850円)もおすすめ。赤シソのシロップにポカリスエットをプラスし、最後にファイブミニを注いで仕上げる。程よい酸っぱさと爽やかな飲み口がサウナ後にたまらないドリンクだ。

コミュニケーションサウナオー
Photo: Keisuke Tanigawaトトト サウナ アンド キッチンの自家製ドリンク

そのほか、『コンキリエの薬膳アラビアータ』(1,200円)をはじめ、同店には薬膳をたっぷり使ったメニューを豊富にラインアップ。さらに、体の中から「ととのえる」自家製のノンアルコールドリンク3種は、サウナ室からも「QRコード」で注文できる。

4. オンとオフが共存するオフィスで仕事する。

コミュニケーションサウナオー
Photo: Keisuke Tanigawaシアターウー

4階には会員制のコワーキングスペース、シアターウー(TheaterWww)を完備。コロナ禍でワークスタイルが変化する中「オフィスとサウナが共存することで体と心がリフレッシュでき、より深い対話が生まれるのではないか」という考えのもとに生まれた空間だそう。曲線と緑あふれるスペースで、心穏やかに作業ができるはず。

5. ここでしか体験できないイベントに参加する。

コミュニケーションサウナオー
Photo: Keisuke Tanigawa

サウナを一つのツールとしてさまざまな人がつながる場を目指す同施設は、今後も飲食とサウナを掛け合わせたイベントや、テントを使った屋内グランピングなどの新しい展開をしていく予定だ。

コミュニケーションサウナオー
Photo: Keisuke Tanigawa棚に並ぶ薬膳とアルコール

仕事仲間と「サウナミートアップ」を開催するもよし、茶室空間でリフレッシュした後にヘルシーなメニューで腹を満たすもよし。サウナカルチャーを通して多様なライフスタイルを提案する日本橋のニュースポットで、自分なりの楽しみ方を見つけてみては。

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