カカオマジック
Photo: Kisa Toyoshima

銀閣寺近くのローチョコレート専門店、カカオマジックが期間限定のアンビエントカフェをオープン

8月21日まで、『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』からインスピレーションを得たドリンクやロービーガンスイーツを提供

テキスト:
Shiori Kotaki
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京都の銀閣寺近くにあるローチョコレートの専門店、カカオマジックでは現在、2022年8月21日(日)までの期間限定でカフェをオープンしている。築90年の歴史を持つ建物、京都中央信用金庫 旧構成センターで6月3日に開幕したブライアン・イーノの大規模展覧会『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』とリンクしたアンビエントカフェだ。

カカオマジック
Photo: Kisa Toyoshima

通常は、生のカカオを用いて、全行程を48度以下で調理したローチョコレートを扱う同店だが、期間中、カフェスペースではスペシャルなロースイーツ(熱を加えないで調理したスイーツ)やドリンクを提供。まず紹介したいのが、イーノの作品『Light Boxes』からインスピレーションを得たという『Light Soda(光のソーダ)』(1,100円)だ。

下の赤色はハイビスカスの一種であるロゼラ、上の紫色はバタフライピーというハーブで色を付けた一杯で、オプションでラベンダーの香りがするCBDを追加することも可能。美しい色の重なりにうっとりするチルアウトドリンクである。

時間がたつにつれて2つの色が交わり合い、じわじわと色が変化していく様子はまさに『Light Boxes』のよう。期間中は、別のハーブやミントを使った新たなドリンクも提供予定とのことで、こちらも楽しみにしたい。

カカオマジック
Photo: Kisa Toyoshima|イーノは環境問題をはじめとする社会活動にもいち早く取り組んできたことから、ストローもガラス製のものを使用している

また、店主の松田すみれが「冷蔵庫にあったら思わず食べてしまうからめったに作らない」という冷たいチーズケーキも見逃せない一品だ。カシューナッツをベースに、アーモンドミルクや無農薬イチゴなどを用いて作った『ストロベリー・ローチーズケーキ』(1,200円)は、焼かずに作ったロービーガンスイーツ。無農薬レモンもたっぷりと使われており、イチゴとレモンの甘酸っぱさがやみつきになる。

さっぱりとした甘過ぎない味わいなので、甘いものが得意でない人にもおすすめ。じっくりと味わいたい気持ちも分かるが、ひんやりと冷たいうちに味わおう。

カカオマジック
Photo: Kisa Toyoshima|『ストロベリー・ローチーズケーキ』(1,200円)

かつてDJとして活動していた松田は「当時は音を視覚化してDJをしていましたが、チョコレートやスイーツも同じような感覚で音をミックスするように作っているんです」と話す。

気持ちがいいところに音をはめたり、曲同士をつなげていくように、チョコレートやスイーツを作る際も、甘さや苦味、酸味、スパイシーさなどが心地よいバランスになるよう、ここだというところで素材同士を混ぜ合わせていくのだそうだ。

カフェで提供されるロースイーツも、今後新メニューが増えたり、現在提供しているものが終了したりと、期間中にどんどん変化を続けていくそう。松田ならではの感性で作られたスイーツを心ゆくまで楽しみたい。 

カカオマジック
Photo: Kisa Toyoshima|店主の松田すみれ

筆者は『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』を訪れた際、その空間に「時間のない惑星だ」という感想を持ったが、カカオマジックにもそれに通ずる居心地の良さがある。アンビエントミュージックの流れるこのカフェではおしゃべりを控えて、ぜひ「自分のためだけの時間」を過ごしてみてほしい。

もちろん、店頭では、生のカカオだからこその栄養価や生命力が感じられるローチョコレートも販売しているので、帰りがけにはこちらをチェックするのも忘れずに。

カカオマジックの詳しい情報はこちら

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