Yasutomo Ota «Book Para-Site 4—Chair 1» 2020
Yasutomo Ota «Book Para-Site 4—Chair 1» 2020

銀座 蔦屋書店5周年、ブックアートの世界に触れる太田泰友の個展開催

本でありながら本ではない? 美しさを極めた美術品

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
広告

銀座 蔦屋書店が、オープンから5周年を記念した展覧会を開催する。テーマは「『物質』としての本が辿り着く一つの未来」の提案。紙媒体の本が持つ、テキスト、印刷、製本などの要素を取り入れ、本をアート作品として表現するブックアートのアーティスト、太田泰友の新作個展となる。

Ginza Six
蔦屋 銀座書店(Photo: Ginza Six)

太田は、ドイツでブックアートの最高学位であるマイスターシューラー号を取得した、初の日本人アーティストだ。高度な製本技術と感性から作り出す独自のブックアート作品は、これまでハーバード・ライブラリー、ドイツ国立図書館をはじめ、国内外で評価を受けてきた。

太田泰友
太田泰友

本展『太田泰友の標本室』では、太田が2017年以降に手がけてきたブックアートをまるで標本室のように鑑賞できる。書店という森の中で本をサナギのように見立てた『Pupal』シリーズをはじめ、新作や過去の代表作品もそろう。本でありながら本ではない、美しさを極めたブックアートの世界をのぞいてみよう。

期間は2022年4月1日(金)〜4月22日(金)。作品は、銀座 蔦屋書店店頭で1日(金)10時30分から、オンラインマーケットプレイス『OIL by 美術手帖』では6日(水)10時30分から販売開始する。

『太田泰友の標本室』の詳細はこちら

関連記事

「千と千尋」再現の新展示も、スタジオジブリ展が3年振りに開催

東京、桜が楽しめる展覧会5選

レイヤードミヤシタパークに7店舗が新規オープン

アンビエント・ミュージックの創始者、ブライアン・イーノ日本初の大規模展覧会が開催

最小限の味付けで素材を引き出す日本料理「銀座すがの」がオープン

 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

最新ニュース

    広告