The curved grey concrete design of the Knubben harbour bath, reminiscent of a topographical map, by Norwegian architectural firm Snøhetta
Photograph: Snøhetta

ノルウェーで地形図を思わせるデザインの港プールが復活

スノヘッタがデザインを担当

テキスト:
Rosie Hewitson
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2021年は屋外スイミングが流行の兆しを見せているようだ。ロンドンではリド(海辺の屋外プール)ブームが起きていて、ニューヨークのイーストリバーでは壮大なフローリング・プール設置の計画が進んでいる。パンデミックをきっかけに、多くの人が外で泳ぐことの楽しさを再認識しているといえるだろう。

特に注目なのがノルウェーの海岸沿いの町、アレンダルだ。この場所では、2024年に町の創立300周年を記念して、伝統的な港のプールであるクヌベン(Knubben)が復活することになっている。

元々このプールがオープンしたのは1937年で、地元スイミングクラブがダイビングなどのウォータースポーツに使用していたが、わずか10年で閉鎖。1960年代にジャズクラブとして一時的に再開されたが、老朽化により安全性が損なわれたため、1980年代に解体された。 

Crowds sitting on stepped cocrete platforms overlooking a performance space on the rendering for Snøhetta's redesigned Knubben bath
Photograph: Snøhetta

新しいクヌベンの施設設計は、オスロを拠点に活躍する建築事務所のスノヘッタ(Snøhetta)が担当。コンクリート製で地形図を思わせる曲線が印象的だ。デザインのインスピレーションは、最終氷期に形成されたノルウェーの海岸の風景から得ているという。施設はスチール製のくいの上に建てられ、この地域の荒れた変わりやすい天候にも耐えられるようになっている。

この施設は、年間を通してさまざまな用途に使用できる、活気ある「集会所」として機能する。ダイビングプラットフォーム、更衣室、日光浴用のデッキのほか、湾曲した円形劇場の中央にはオープンエアのステージも設置。屋内にはレストランや小さなパフォーマンススペースが設けられる。また、トロモイ島とヒソイ島に挟まれた港の壮大な景色を眺めることもできる。

​​オープンは2024年の予定。パリのル・モンド・グループ新社屋、エジプトの新アレクサンドリア図書館、オスロのオスロ・オペラハウスなど、素晴らしいプロジェクトを手がけてきたスノヘッタの新しい建物だけに完成が楽しみだ。

原文はこちら

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