松阪牛ラーメン ひとりしゃぶしゃぶ 松虎
Photo: Time Out Tokyo

赤坂見附でA5ランク松阪牛の高級ラーメンを食べてみた

1人しゃぶしゃぶの姉妹店、1杯1万円、10万円のメニューも提供

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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人々に広く愛され、親しまれている国民食のラーメン。安価で手軽に腹いっぱい食べられるイメージが強いが、近年では高級食材を使った高価なラーメンにも人気が集まっている。

2021年5月19日にグランドオープンした松阪牛ラーメン ひとりしゃぶしゃぶ 松虎は、1人1台の鍋を導入しており、いわばしゃぶしゃぶ料亭のファストフード店だ。同ビルに入居している赤坂 しゃぶしゃぶ料亭 福虎の姉妹店として満を侍して開店した。

松阪牛ラーメン ひとりしゃぶしゃぶ 松虎
松阪牛ラーメン ひとりしゃぶしゃぶ 松虎

しゃぶしゃぶ料亭が誇る豪勢なラーメン?

A5ランクの松阪牛を贅沢に乗せたラーメンは、しゃぶしゃぶ用の薄切り肉を1枚トッピングしたものが1,980円、2枚トッピングで2,980円。そして年間10頭ほどしか流通しないとされる松阪牛『往にし方の大石牛』のサーロインを乗せたラーメンは、なんと1万円。さらにその上の『開運・必勝金箔山王ラーメン』は10万円で提供している。

松阪牛ラーメン ひとりしゃぶしゃぶ 松虎
松阪牛ラーメン ひとりしゃぶしゃぶ 松虎

そんな高級なラーメンは、果たしてどのような味わいなのか......。今回は『A5松阪牛ラーメン』(2枚トッピング)をレポートする。

肉と向き合えるソーシャルディスタンス仕様の座席

通された1階は、掘りごたつ風の座敷席になっており5席ほどに仕切られている。卓上には、タマネギ、マダイ、ノドグロ、アゴの4種類のだし塩と、あられ、ゆかりが置いてあり、味に変化が付けられるスタイル。

松阪牛ラーメン ひとりしゃぶしゃぶ 松虎
Photo: Time Out Tokyo

ラーメンを待つ間メニューを観察していると、さまざまなトッピングに目がいく。『料亭の出汁ラーメン』(500円)を注文して、自分好みのトッピングを選ぶのもいいかもしれない。

とろける肉と甘めのスープが特徴

いよいよ到着。赤みの残るレアに仕上がった松阪牛の上には金箔(きんぱく)が散りばめられている。スープは甘みが強く麺は柔らかめなので、コシが残る麺に慣れたラーメンファンにはやや物足りないかもしれない。肉を寄せると風味が強い信州キノコがどっさりと入っている。

松阪牛ラーメン ひとりしゃぶしゃぶ 松虎
Photo: Time Out Tokyo

肝心の松阪牛はとろける食感で、付属のオイルをかけると違った風味が楽しめる。麺の下に隠れた味玉はとろりとまろやかで、完成度が高い一品だ。

松阪牛ラーメン ひとりしゃぶしゃぶ 松虎
Photo: Time Out Tokyo

松阪牛とラーメンの相性は......?

今回、食べてみた感想は「おいしい鍋」。キノコのうま味がきいただしはすっきりとしていて上品だが、甘みが強いスープは好みが分かれそうだ。

松阪牛ラーメン ひとりしゃぶしゃぶ 松虎
Photo: Time Out Tokyo

肝である麺は柔らかいゆで加減のため、ラーメンとしての魅力よりもしゃぶしゃぶの締めに麺を食べているといった感覚が強い。1万円、10万円のメニューは、果たして......? 興味がある人は試してほしい。

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