Ruth Bader Ginsburg statue
Photograph: Bob Krasner

最強の判事、R・B・ギンズバーグの銅像がブルックリンで公開

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Time Out editors
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2021年3月12日、ニューヨークのブルックリン、ダウンタウンにあるシティポイントに、2020年に他界した連邦最高裁判事、ルース・バーダー・ギンズバーグの巨大なブロンズ像が設置された。この像は、ギンズバーグが亡くなる前に彼女の許諾を得て、アーティストであるギリー・アンド・マークが製作したもの。

ギリー・アンド・マークは、彼らが2019年に制作し、ニューヨーク市内の各地に設置した、やはり著名な女性をモチーフにしたほかの10体の銅像にも言及しつつ、公式プレスリリースの中で次のように語った。

「私たちは、『Statues for Equality(平等のための像)』プロジェクトの一部として、ギンズバーグの威厳ある姿を永く残すための銅像を制作する機会を得たことを光栄に思っています。巨大な土台部分にデザインされた2段の階段は、連邦最高裁判所と、そこに到達するまでギンズバーグがたどった道のりを表したものです。この作品は市民の皆さんが彼女のそばに立って、平等な権利を勝ち取るためにギンズバーグが歩んだ旅からインスピレーションを得られるようにデザインされています」

Ruth Bader Ginsburg statue
Photograph: Bob Krasner


『平等のための像』プロジェクトは、ニューヨークの公共の場所に設置された彫刻における女性の割合を、全体でそれまでの3%から10%に増やすことを目指している。ギンズバーグの像は、特に男女の平等と人権のための闘いに彼女が果たした役割をたたえることを意図したものといえる。

また、3月15日に行われた像の除幕式では、ニューヨーク州司法長官のレティシア・ジェームズとブルックリン区長のエリック・アダムスが、ギンズバーグの誕生日である3月15日を『ルース・ベイダー・ギンズバーグ判事の日』としてブルックリンの記念日とすることを宣言した。

今のところ、銅像の見学には時間予約が必要。予約申し込みは、見学したい日の60日前から可能で、見学時間は20分。一度に最大6人が参加できる。もちろん、感染防止のためのガイドラインが適用となる。

予約が取れなくても、まだチャンスはある。ニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモ知事は、近い将来、ギンズバーグ功績をたたえる像をさらに設置する計画をすでに発表しているのだ。スケジュールの詳細はまだ分かっていないが、まもなく発表されることは間違いない。

原文はこちら

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