ニューヨークの地下鉄駅、他界したアメリカ最高裁女性判事を追悼

アーティストが一時的に50thストリート駅を「Ruth St.」駅にリデザイン

Collier Sutter
テキスト:
Collier Sutter
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ニューヨークの地下鉄駅が、愛されたニューヨーカーであり、最高裁判事だったルース・ベイダー・ギンズバーグに敬意を表して、非公式に改名された。ギンズバーグは2020年9月18日に亡くなったばかり。

これはニューヨークを拠点に活動するアーティスト、エイドリアン・ウィルソンが、男女平等と女性の権利の強力な擁護者であったギンズバーグを追悼するために、CラインとEラインの50thストリート駅を一時的に「Ruth St.」とリデザインしたもの。ウィルソンはInstagramのアカウント@plannedalismでリザインした駅名の写真とともに「次の椅子には若くてポジティブな女性を迎い入れましょう」と投稿している。

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Let's have some young positive women filling that bench... Perfect collaboration with @graycement

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ギンズバーグは生粋のブルックリンっ子。フラットブッシュで育った後、コロンビア大学法科大学院を首席で卒業後、キャリアをスタート。1993年に当時大統領だったビル・クリントンが彼女を女性として二人目の最高裁判事に任命、以来30年近くその職を務めた。

実はニューヨークの地下鉄における「追悼」は珍しくない。過去には音楽界のレジェント、プリンスをたたえるための変更がプリンス・ストリート駅で行われ、同様にフランクリン・ストリート駅ではアレサ・フランクリンを追悼したことがある。

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