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東京、11月のアートイベント10選

中世日本の田楽や八王子に伝わる車人形など、一風変わった伝統に注目

「山代大田楽」より photo:赤坂久美

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in association with アーツカウンシル東京

「芸術の秋」と言わずとも、様々なイベントが年中目まぐるしく開催されている東京だが、物憂げな秋風が吹く頃はやはり文化の香りが恋しくなるもの。タイムアウト東京では、この芸術に触れるにはもってこいの季節に合わせて、9月からの3ヶ月間、おすすめのイベントや展覧会を各月10件ずつピックアップして紹介する。芸術祭などの特別イベントを中心に、待ちに待った話題の展覧会や終了間近の見逃せない展示など、美術館やギャラリーでの美術展もあわせて掲載。古典芸能から現代アートまでジャンルも規模も幅広く選んでいるので、これまで観るきっかけのなかった分野のものにも足を運んでほしい。

第3弾の11月は、中世日本で大流行した芸能「田楽」を現代に蘇らせた『大田楽』をはじめ、「八王子車人形」など多摩地区に伝わる伝統文化に触れられる『伝承のたまてばこ』など、日本の伝統文化のなかでも一風変わったものを数多く取り上げている。現代アジアを代表するシンガポールの演出家オン・ケンセンによる舞台『三代目、りちゃあど』は、歌舞伎役者の中村壱太郎や、狂言師の茂山童子など伝統芸能のホープたちが出演している点でも要注目だ。日本の文化に興味を持ったら、当記事で取り上げるイベントにも関わっている九世野村万蔵中村壱太郎のインタビューもあわせて読んでほしい。

歌舞伎、能楽に興味を持ったら…

インタビュー:中村壱太郎

女方(女の役)を中心に、立役(男の役)もこなし、凛とした佇まいと瑞々しい色香で観客を魅了する歌舞伎俳優 中村壱太郎、26歳。人間国宝である四代目坂田藤十郎を祖父に、歌舞伎俳優の四代目中村鴈治郎を父に持ち、母は日本舞踊吾妻流宗家の二代目吾妻徳穂という、日本の伝統芸能界のサラブレッドだ。

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インタビュー:九世野村万蔵

伝統芸能、それも江戸の町衆に支持された歌舞伎ではなく、貴族や武家の寵愛を受けた能楽と聞くと、堅苦しく近寄りがたい印象を受ける向きも多いかもしれない。しかし、九世野村万蔵のおおらかな人柄に触れれば、能楽に対するそのような感想が当たらないものであるということに同意してもらえることだろう。

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By Kosuke Shimizu

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