インタビュー:堀内將平
Photo: Keisuke Tanigawa

インタビュー:堀内將平(Kバレエカンパニー)

『白鳥の湖』公演を前に、若きプリンシパルが思う未来とは

作成者: Hisato Hayashi
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テキスト:高橋彩子

熊川哲也率いるKバレエカンパニーのダンサーとして活躍し、2020年10月には最高位であるプリンシパルに昇格。堀内將平(ほりうち・しょうへい)28歳は、今まさに注目のダンサーだ。バレエを始めたきっかけから踊りへの思い、今後の出演作から、今年8月に自ら舞踊監修する公演まで、さまざまに語ってもらった。

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ロシアの先生に学び、 ドイツ、ルーマニアから日本へ

―バレエを始めたきっかけは何でしょうか?

もともと体が柔らかくて体操教室に通っていたのですが、引っ越しで通えなくなってしまって。バレエ関係の仕事をしている父の知人がバレエ教室はどうかと勧めてくれ、母が調べて、いくつかの教室に体験に行ったなかで、気に入ったのがロシア人の先生の教室でした。

ボリショイ・バレエ学校で教えていらした先生なのですが、好きな子しか教えないというスタンスの、とても変わった方で。僕が初めてお会いした時、名前を聞かれて、「將平です」と答えたら「ああ」とだけ。2回目にまた聞かれて、また「將平です」と言ったら、「今日からあなたはサーシャです。あなた、プロになれます!」と。すっかりその気になり、自然な流れでプロになりました。その先生は今でも僕の舞台をよく観に来てくれるのですが、僕の名前を覚えたのは最近だと思います(笑)。

―ドイツのジョン・クランコ・バレエスクールへの留学を経て、2012年からルーマニア国立バレエ団で活動。日本に帰ってこようと思った理由は何でしょうか?

海外で活動している日本人のダンサーはみんな言うことなのですが、やはり最後は日本に住みたいので、海外でのキャリアをどこで終えるかということを考えます。僕もトータルで9年間海外に住んでいたので、そろそろ帰りたいなと思っていました。

―ルーマニア国立バレエ団在籍中には、スターダンサーであるアリーナ・コジョカルのガラである『アリーナ・コジョカル<ドリーム・プロジェクト2014>』の『Radio and Juliet』と、2015年夏の『オーチャード・バレエ・ガラ~JAPANESE DANCERS~』に出演されましたね。

『Radio and Juliet』には、ルーマニア国立バレエの芸術監督がアリーナのパートナーであるヨハン・コボーだった縁で出演しました。大きな舞台としては海外に出てから日本で初めて踊ったので、日本のファンの方々は温かいなと感じましたね。その後、プロデューサーの方に声をかけていただいて『オーチャード・バレエ・ガラ』に出演し、その年の秋にKバレエカンパニーに入団しました。

インタビュー:堀内將平
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完璧主義者、熊川哲也が率いるKバレエで

―実際にKバレエに入ってみて、いかがでしたか?

最初はすごく戸惑いました。Kバレエのダンサーたちはすごくテクニックがあって、踊りが派手で華やかなので、カルチャーショックだったんです。

―幼い頃に学ばれたボリショイ・スタイルも、テクニックがあって派手なイメージがありますが。

派手さの種類が違う感じでしょうか。ロシアの場合、踊りがおおらかというか、音もそんなに速くせず、大きくて見せてダイナミックさや華やかさを出す。一方Kバレエは、体をビシッと止めることでかっこよく決めるとか、そういうキレや止め方で華やかに見せるんです。熊川ディレクターならではのスタイルなのだと思います。

―熊川さん自身が男性ダンサーだから、特に男性には、ご自分ができたことは求めがちなのではないかと想像します。

先ほどもジャンプをご指導いただいたのですが、踏切を大きくするようにとおっしゃっていて。確かにそうするとジャンプの高さが出てダイナミックに見えますし、移動距離が増える分、見た目が大きくなるけれど、普通は空中で体が振り回されてしまい、動きがまとまらないんです。天才ダンサーである熊川ディレクターだからこその高度なテクニックなのだと思いますが、どうにか習得できるよう、僕もみんなも頑張っています。

僕はテクニックが強いわけでもなく、演技もサポート(女性ダンサーの)も苦手。最初は自分は何が魅力なんだろうと悩む日々でしたが、初めて『ドン・キホーテ』でエスパーダ役を踊らせてもらった時、リハーサル中、熊川ディレクターのまなざしが、とても鋭くて。

その辺りから、稽古でも120%出して演じ、踊らなければと思うようになりましたし、サポートもたくさんご指導いただいて、少しずつできるようになってきました。

―今振り返ってみて、熊川さんから認められたのはいつだったと思いますか?

『クレオパトラ』(熊川哲也振付、2017年)で“選ばれた神殿男娼(だんしょう)”役を踊った時に、「アーティスティックな踊りだ」というようなことを言っていただき、その後、3人だけで踊る『死霊の恋』(熊川哲也振付、2018年)への出演につながったので、自分としてはそこかなと思っています。『死霊の恋』は26分の小品でしたが、音を動きで細かく取っていて、歩数も全て決められていました。熊川ディレクターの完璧主義を目の当たりにしましたね。

―実際、熊川さんの振付はいつも、音取りが細かい印象があります。

はい。ピアニストさんに伺っても音感が素晴らしいそうで、聴いたままを身体で表現することに長けていらっしゃる。僕はいつも「音楽をもっと聴け」「音が分かっていない」と叱られます(苦笑)。ロシアとKバレエでは音の取り方が違うんです。ロシアは一番高い音、一番大きい音で一番大きいポーズが来るように踊るけれど、Kバレエの場合はカウントを後取りする。そうすると滞空時間が長く見えます。

―音の取り方というのは体に染み付いたものだから、変えるのは大変そうです。

そうなんです。それまで何も考えず動いていたので、今までとは違う音取りにすごく戸惑って。後取りにしてみたら、今度は「遅れているよ」と(笑)。今でもよく「違う」と注意されますが、だいぶできるようになりました。

―2019年に熊川さんが振り付けた新作『マダム・バタフライ』ではピンカートンを踊られましたね。トータルではひどい男性なのですが、堀内さんが踊るピンカートンは優しい雰囲気なのが印象的でした。

ピンカートン役はトリプルキャストで、演じ方がそれぞれ全然違っていましたね。熊川ディレクターがラストシーンの表現に関しては「任せるよ」と言ってくださったので、前回は悔やんでいるピンカートンという形にしてみたのですが、もし次に踊る機会が来たら、もう少し違う形で演じることができるような気がしています。 

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演技を学び直したコロナ禍

―今、世界はコロナ禍に見舞われています。昨年の緊急事態宣言中は公演も全て中止になりました。舞台芸術が「不要不急」とされるなか、つらい思いもされたのではないですか?

2020年3月にはローラン・プティ振付『若者と死』で初めて若者役を踊る予定だったので、キャンセルになってしばらくはとても落ち込みました。でも芸術って、生きていくのには必要ないけれど、人間が人間になるためにはとても大事なもの。コムデギャルソンの川久保玲さんも、コロナ禍だからこそクリエーションを止めちゃいけないとおっしゃっていて、共感しましたね。

28歳という自分の年齢もあってか、物質的なものよりももうちょっと精神的なものを大切にしていこうという気持ちが強くなっていて、自粛期間中は家族や友人とのつながりを感じることができました。

―自粛期間中は何をされていましたか?

時間があるので勉強をしようと思って、図書館にも行ったのですが、あるとき、演技を学ぼうと思い立ち、インターネットで見つけた先生のもとに通い始めました。最近忙しくなって行けずにいるのですが、女優として舞台に立ったり教えたりされている方に個人で習って、シェイクスピアのセリフを言ってみたり、僕がちょうど読んでいた本の冒頭を声に出してみたり。

バレエでも演じるキャラクターについて考え、その役になりきるというようなアプローチはしますが、先生から教わったのは、自分の生活の中での共通点を見いだしていくという作業。例えば怒っている役をやるとき、日常生活で怒っている時の自分を思い出し、その感情を大きくして役に入れ込んでいくんです。確かにそうすれば、役と自分のギャップは縮まりますよね。

―習い事がお好きだそうですね。ほかに茶道とピアノも習っていらっしゃるとか。

茶道は、海外から日本に帰ってきた時、観光客のような気分で、日本らしいことをやりたいなあと思って始めたんです(笑)。和室でいろいろな知識を教えていただいて。狭い茶室の中で行う茶道は、バレエとは真逆ですが、空間的にも、あと集中するということ自体も、とても落ち着きますね。何かメディテーションに近い感覚なのかもしれません。

ピアノは、海外に住んでいた頃に半年だけ習って、最近になって1年ぐらい前に再開したのですが、今はコロナでレッスンがお休みになっています。

―ほとんどは、日本に帰ってきてからの趣味なのですね。

海外にいる頃は、どこにいてもバレエのために生活していたので、劇場と自宅とスーパーマーケットの3カ所にしか行かない。バレエ以外のものがありませんでした。でも、人生ってそういうものではないなと思って、日本に帰ってきていろんな挑戦をしてみようと考えたんです。楽しいですし、バレエで悩んでいる時に別の世界の人やものに触れると、マインドがリセットされます。 

―違うジャンルの舞台を観たりもしますか?

海外ではよくコンサートに行っていましたが、日本に帰ってきてからは歌舞伎なども何度か観に行きました。日本で観てとても好きだった舞台は、マイケル・フレイン作『コペンハーゲン』(小川絵梨子演出、2016年)という現代劇。段田安則さん、浅野和之さん、宮沢りえさんの3人が舞台上でしゃべっているだけの作品で、転換もないし衝撃的な事実が起きるわけでもないのに、すごく面白いなと思って。

バレエっていろんなものとコラボレーションしやすいと思うんです。ハイカルチャーで、イメージもいいし、アスリートとはまた違って、身体もきれいで芸術的。知り合いのフォトグラファーには、ポーズにしろ動きにしろ、モデルにはできない服の見せ方ができる、とも言われました。いろいろなものを吸収して、今後何かしらに生かしていけたらと考えています。

インタビュー:堀内將平
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プリンシパルとして踊りつつ、 ミュージカルやプロデュース公演にも挑戦

―間もなく、Kバレエの『白鳥の湖』が開幕。堀内さんは王子役を踊られます。

熊川ディレクターからは前回も、王子らしさはもちろん必要だけれど、何より人間としての魅力を出すべきだと言われて。結婚したくないのに結婚しなければならない、一人前の王になっていかなければならないという、母からの抑圧やプレッシャーだったり、その中で白鳥に出会って恋をして舞踏会では母に反抗して……といった人間らしさを表現して、観客の方々に共感していただけるように作っていきたいですね。

白鳥(オデット)と黒鳥(オディール)を演じる成田紗弥さんとは、2020年に『海賊』を一緒に踊って、今回で2度目。お互いに少しずつ身を任せられるようになってきたよねと話しています。

―5〜7月にはミュージカル『ロミオ&ジュリエット』にも「死」の役で出演されます。初のミュージカル出演ですね。

僕が演じる「死」は、原作にもバレエ版にもない抽象的な役ですし、音楽も振付もバレエとは全然違う現代的なもの。小池修一郎さんの演出も、死のダブルキャストでもある小㞍健太さんをはじめとする皆さんの振付も、今からとても楽しみです。

―8月にはご自身が舞踊監修をする公演『BALLET The New Classic』が控えています。どんな公演なのでしょう?

複数の演目で構成するガラ公演で、現代作品も入れますが、ほとんどは古典。振付は変えず見せ方を変えて、お送りします。きっかけは、バレエは衣装にしろ何にしろ昔からのスタイルで続いているけれど、そうではなく今の人間の感覚で解釈したらどう見えるのかな?と考えたこと。

例えば、バレエの照明は通常、舞台上が全部見えるようまんべんなく照らすことが多いのですが、そうでなくてもいいよね?とか、『眠れる森の美女』のローズ・アダージオも、ピンクのクラシックチュチュでなくてもいいよね?とか。今回、衣装をデザインしてくださるデザイナーは、よく写真を撮っていただくカメラマンの井上ユミコさんが見つけてきてくださった方なのですが、もともとバレエダンサーだったそうで、舞台上で動いた時にどうなるかということをよくわかっていらっしゃるんです。

―衣装の写真を見せていただきましたが、古典とはまるで違う斬新なものばかりで、これらを着て踊るとどう見えるのか、わくわくします。

Kバレエが後援に入ってくれましたし、中村祥子(Kバレエカンパニー名誉プリンシパル)さんも出演してくださいます。公演をゼロから作るのは大変ですが、今の僕やクリエーターの方たちの感覚で、従来とは一味違うカッコいいバレエを表現したいですね。

―2020年秋、プリンシパルに昇格。今後、どんなプリンシパルになっていきたいとお考えでしょうか。ロールモデルはいますか?

もちろん、まずは熊川ディレクター。ディレクターのようには決してなれないけれど、カリスマ的で、ダンサーとしてもちろん尊敬しますし、個人のバレエ団として大勢のダンサーを抱え、日本で一番チケットを売って公演して、男性としてもカッコいい。熊川ディレクターを若い頃から知っている方は、ストイックで誰よりも練習していたとおっしゃっていました。普段はあまりそういう素振りは見せないけれど、今でも努力し続けていてすごい。大きなお手本です。

あとは、アリーナ・コジョカルさんや中村祥子さん。アリーナさんはびっくりするくらい良い人なんです。彼女が何か飲んでいて、女の子たちが「何飲んでいるの?」と聞いたら「これ、アミノ酸で……」と説明していたと思ったら翌日には1袋持ってきてみんなにあげたり、僕がレッスンに遅れて行ったら自分のいた場所を「ショウヘイ、このバーにつかまって。私、階段の手すりにつかまるから」と気遣ってくださったり。スタジオに行ったら誰よりも先に来て身体を動かした後にレッスンに入る姿勢など、とても尊敬します。

祥子さんもみんなから尊敬されていて、それでいて決しておごらない。いつ会ってもにっこりと穏やかにあいさつしてくださって、それだけで今日もいい日だなと思えるんです。表現力も素晴らしくて、『白鳥の湖』のリハーサルで祥子さんが女性ダンサーたちを教えてくださる場面があったのですが、腕の使い方なども全部、言葉にしている。ダンサーは言葉にするのが苦手なのにそれができるということは、これまで全て考えながら踊ってこられたからですよね。

諸先輩方の背中を見てきたなかで思うのは、プリンシパルとは、カンパニーを率いるダンサーとして踊りを誰よりも高めるのはもちろんですが、常にバレエと向き合う真摯な姿勢や人としての優しさ、気配りを兼ね備えるなど尊敬に値する存在だということ。自分もそうした人物像に少しでも近づいていきたいと願っています。

Yumiko Inoue
Yumiko Inoue

熊川哲也 Kバレエカンパニー Spring 2021『白鳥の湖』

会場:Bunkamuraオーチャードホール
日程:2021年3月24日(水)~28日(日)
https://www.k-ballet.co.jp/contents/2021swanlake

※Kバレエ、世界19の国、地域で配信決定 
https://eplus.jp/kballetswanlake-st/

2021年3月28日(日)13時開始/29日(月)23時59分まで視聴可能(※実際の公演同様、 開演が遅れる場合あり)
発売期間:3月10日(水)10時~29日(月)21時

高橋彩子
舞踊・演劇ライター。現代劇、伝統芸能、バレエ・ダンス、 ミュージカル、オペラなどを中心に取材。『エル・ジャポン』『シアターガイド』『ぴあ』『The Japan Times』や、各種公演パンフレットなどに執筆している。年間観劇数250本以上。第10回日本ダンス評論賞第一席。現在、ウェブマガジン『ONTOMO』で聴覚面から舞台を紹介する『耳から“観る”舞台』、バレエ雑誌『SWAN MAGAZINE』で『バレエファンに贈る オペラ万華鏡』、バレエ専門ウェブメディア『バレエチャンネル』で『ステージ交差点』を連載中。

 http://blog.goo.ne.jp/pluiedete

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