Photo: イッチー
Photo: イッチー

高円寺、人と街の活気を守るプロジェクト始動

人、店、街への愛あふれる『TO BE CONTINUED… KOENJI』

作成者: Time Out Tokyo Editors
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メジャーからアンダーグラウンドまでさまざまなカルチャーが入り乱れる自由な街、高円寺。オンリーワンの魅力を持つその街に魅了された者は、文豪から海外アーティストに至るまで枚挙にいとまが無い。誰もをフラットに受け入れてくれる高円寺は今、見たことの無いような寂しい景色が広がっている。

高円寺商店街
高円寺商店街

『TO BE CONTINUED… KOENJI』プロジェクト発足

そんな高円寺がかつてのにぎわいを取り戻す日まで、店やアーティストが一丸となって存続を目指すべく、『TO BE CONTINUED… KOENJI』プロジェクトを立ち上げた。「コロナ収束後も高円寺を周遊する人をもっと増やしたい」という思いから、クラウドファンディングの実施とECサイトの運営を行うプロジェクトだ。

発起人は、高円寺で音楽スタジオ、サウンド スタジオ ドム(SOUND STUDIO DOM)を運営する店主、白石義清(しらいし・よしきよ)。白石は3月末にプロジェクト立ち上げ、店舗を一軒一軒回り参加店を募ったという。そのなかで高円寺を拠点に活動するアーティストやミュージシャンも同様に苦しい思いをしていることを知り、彼らとともにプロジェクトを進めた。

『TO BE CONTINUED… KOENJIプロジェクト』
『TO BE CONTINUED… KOENJIプロジェクト』

「ロゴを作成してくれたのは、僕の子どもの同級生の父親です。参加店舗にも同じくパパ友がいます。高円寺には、店同士のつながりを越えた縁がたくさんある。困ったときには助け合ったり、一緒に立ち上がることもできる、人との距離の近さが魅力の街です」

大都会東京には珍しい、独特な雰囲気を保つ高円寺を守りたいという白石の思いから走り出したプロジェクトには、共感する仲間が徐々に増えていった。スタートした今もなお、賛同者が増え続けている。今後はより正式に活動を広めていくため、高円寺に点在する店や、ゆかりあるアーティスト、デザイナーたちに呼びかけていく方針だ。

周遊パスポートで各店舗の個性を体験

本プロジェクトには、オリジナルTシャツ、高円寺の店や商店街を撮影した写真集、さらにはBnAホテルや高円寺の商店街のグラフィックなども手掛ける高橋洋平による壁画作成など、さまざまなリターンが用意されている。中でもいちおしのリターンは『高円寺周遊お楽しみパスポート』。参加店舗をスタンプラリー形式で巡り、周った店舗数に応じてオリジナルグッズを手に入れることができる。パスポートごとに特典が異なるので、欲しい特典の支援額を選択するのがおすすめだ(特典の詳細はこちら)。

『高円寺周遊お楽しみパスポート』
『高円寺周遊お楽しみパスポート』

白石は、このパスポートを「あなたの知っている高円寺の、その先にいけるパスポート」だと言う。支援者が、実際に高円寺の街やオリジナリティーあふれる店の魅力を体感してもらうことにこだわって作っている。

「どれも高円寺を代表する個性的な店ばかりで、なかなか足を踏み入れにくい雰囲気の店もあるかもしれないが、このパスポートが新たな世界へ踏み出すキッカケになれたらと思います」

オンライン高円寺ショッピングモールを立ち上げ

一過性のクラウドファンディングに止まらないための工夫はほかにもある。クラウドファンディングと並行して「高円寺でしか手に入らないモノ」を販売するECサイトの立ち上げだ。ECサイトでは、高円寺を拠点に活動するアーティストの作品や、店のオリジナルグッズの販売を行う。高円寺という街の魅力をネット上に展開していくことで、オンライン上でも高円寺の街が楽しめ、「コロナ収束後、また高円寺へ遊びに行きたいと思ってもらえるように」という願いが、このECサイトには込められている。このように、目先の経済困難の回避に止まらず、高円寺を未来へとつなげるための新たな取り組みにも果敢に挑み続けていく。

作: 岩井シゲヨシ『PANIC TOWN』4,000円
作: 岩井シゲヨシ『PANIC TOWN』4,000円

クラウドファンディングでは、白石自ら、ほぼ毎日活動報告を行っている。高円寺のアーティストの楽曲や路上ライブの音源まで、高円寺の音楽を知る白石がセレクトした楽曲と共にメッセージを配信。仲間とともに日々成長を続けるプロジェクトの進化を垣間見ることができる。  

『TO BE CONTINUED… KOENJIプロジェクト』 

クラウドファンディングの締め切りは6月29日(月)。高円寺の魅力を今まで以上に知りたい人は、この機会にぜひ、周遊パスポートを手に入れてみてはいかがだろうか。

また、SNS上ではハッシュタグ「#SAVE高円寺」を掛け声に、プロジェクト参加への呼びかけを行っている。

プロジェクト詳細はこちら

テキスト:西山綾加

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