「絵とことば」をテーマにした新感覚の美術館がオープン

エリック・カールの常設展示や屋内で遊べるスペースも

Kaila Imada
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Kaila Imada
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多くの企業や店舗が営業を再開し、東京はいつもの街並みを取り戻しつつある。それに合わせて、これまで開業することができなかった新しいヴェニューや文化施設のオープンラッシュとなっているようだ。原宿駅前にできた新しいIKEAをすでにチェックしたなら、次の週末は立川にオープンした新感覚の美術館を訪れてみよう。

もともと2020年4月にオープンする予定だったプレイ ミュージアムは、子どもから大人まで楽しむことができる新感覚の美術館だ。立体的な作品に触れたり、ワークショップに参加することでユニークなアート体験をすることができる。館内は渦巻きのような構造で、屋内に公園が併設されていたり、ゆったりくつろげるカフェやアートグッズをそろえるショップなどもある。

Play Museum
Photo: Play_2020/Facebook

プレイ ミュージアムでは企画展示と常設展示の二つを同時開催。常設展示では有名な絵本作家の作品を展示し、企画展示では「絵とことば」をテーマに新しい視点を持ったクリエーターたちを紹介する。博物館のショップやカフェでは、展示と関連したオリジナルグッズやカフェメニューを扱う。

Play Museum
Photo: Play_2020/Facebook

常設展にはオープン記念として、世界的に有名な作家であり子ども向けの絵本 『はらぺこあおむし』 で知られるエリック・カールが登場。カールのオリジナルイラストや映像などでいっぱいの空間を探索することができる。一方、企画展では日本のアーティストデュオTupera Tuperaによる、『tupera tuperaのかおてん.』を開催中。「顔」をテーマに、平面、映像、立体とさまざまな表現の作品を展示し、来場者には「かおシール」が配られる。シールを顔や体に貼り付ければ、来場者もアートワークの一部になることができるというユニークな内容だ。

博物館のカフェでは、 「はらぺこあおむし」をモチーフにしたかわいらしいサンドイッチや、Tupera Tuperaの「顔」型のカレーライスなどを提供中
博物館のカフェでは、 「はらぺこあおむし」をモチーフにしたかわいらしいサンドイッチや、Tupera Tuperaの「顔」型のカレーライスなどを提供中
Play Museum
Photo: Play_2020/Facebook

博物館の屋内公園は6月19日(金)にオープンを予定。子どもが楽しめる7の異なるプレイゾーンがあり、週末にはライブパフォーマンスも行われる。

子どもも大人も楽しめるプレイ ミュージアムの入館料は一般1,500円、大学生1,000円、高校生800円、小、中学生500円。屋内公園へのアクセスは、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、しばらくの間は入場を制限しており予約が必要だ。

詳しい情報は公式サイトをチェックしてほしい。

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