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歩道の利用拡大で飲食店を支援、ニューヨークで限定的な規制緩和が成立か

Emma Orlow
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Emma Orlow
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数週間前にタイムアウトニューヨークが伝えたように、ニューヨークの多くのレストランやバーが再び客を迎える準備をしている中、ニューヨーカーたちにとっては屋外での食事の選択肢がこれまで以上に増えるかもしれない。

最近、ニューヨーク市議会は、現在のロックダウン中に資金難に陥っているレストランを支援するためのいくつかの対策法案を可決した。

法案の一つには、歩道を利用するための承諾料の免除が含まれている。通常、ニューヨーク市は、家主のように歩道にテーブルを設置するための料金を飲食店側に請求。しかし今回、市議会員のコレイ・ジョンソンとアントニオ・レイノソが、その仕組みを現実的なものするための新たな法案を提出した。市長が署名し成立すれば、ニューヨークの飲食店にとっては恩恵となる。営業を再開できたとしても、店内に迎え入れられる客の数が制限されると彼らの多くが予想しているからだ。

ジョンソンは「通常、歩道にカフェテーブルを作るプロセスはかなり複雑で、小規模店にとっては費用が高過ぎることが多い。この法案は、手続きをより合理的で簡単なものにすることで、この問題に公平性をもたらすだろう」とツイート

新制度では、屋外での食事に適した場所の特定、屋外で顧客にサービスを提供するための衛生指針の設定、店からの申込書の受け付けなど、市の各担当部局がいくつか作業を多面的に進めることが前提となっている。

ジョンソンによると、この制度は「2020年10月31日(土)もしくは、社会的距離を取る必要が緩和されるまで」続く計画になっている。彼は、「ニューヨークのレストランはこの制度を必要としている。街のスペースを創造的に使って、彼らのビジネスを元通りに走らせることができると確信している」と締めくくっている。

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