[title]
都市の喧騒(けんそう)から少しでも抜け出したいと考えているなら、自然美を体感できるキャンプ場に行ってみるのがおすすめだ。近年のキャンプブームを受け、家族連れや初心者向けのキャンプ施設や、日帰りでアウトドアを楽しめるグランピング 、キャンプ場でサウナ体験ができるユニークなスポットなど、キャンプの楽しみ方も多様になった。
三重県にオープンするヒュッゲサークルズ宇賀渓は、かつてないキャンプ体験を提供する新しいスタイルのアウトドアフィールドだ。現在開業に向けて準備を進めており、プレスリリースされたイメージ写真がまるでファンタジー映画の一コマのようだと話題を呼んでいる。

デンマーク発のアウトドアブランド『ノルディスク』がプロデュースするこのプロジェクトは、デンマークの生活スタイルの一つでもある「ヒュッゲ」がテーマ。老朽化が進んだ宇賀渓キャンプ場をサステナブル重視でリニューアルし、単なるキャンプ場としての役割だけではなく、自然循環やライフスタイルの復旧も目指す。ヒュッゲとは人と人とのふれあいや、居心地の良さなどを表現するデンマーク語の言葉。近年では欧米メディアにも多く取り上げられ、人生の質の向上につながると注目されている。

鬱蒼とした森林と滝、そして美しい渓谷風景などアウトドアファンなら一度は行ってみたくなるロケーションを誇る宇賀渓谷。場内では大自然の中のアウトドアを直接満喫できるテントエリア、コテージでグランピング体験ができるラグジュアリーな滞在施設など、ニーズに合わせたキャンプが楽しめる。

ヒュッゲサークルズ宇賀渓のオープンは2021年春で、実際足を運べるのはまだ少し先だ。それまでは奥多摩など東京近郊の自然アトラクションや、グランピングを楽しめるアウトドアスポットをチェックしてみてほしい。
関連記事
『新たな野遊びの案内所、スノーピークランドステーション白馬がオープン』