タイムアウト東京英語版、7月人気ヴェニューランキング発表。ついに1位が交代

テキスト:
Hiroyuki Sumi
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日本語と英語両方で東京の最新情報を紹介しているタイムアウト東京。定番の観光地や新着イベント、ニューオープン情報、映画レビュー、インタビューなど内容は多岐にわたる。この記事では、英語版ウェブサイトに掲載されているレストランやショップ、ホテル、公園などのヴェニューに焦点を絞り、2018年7月の人気記事を紹介。タイムアウト東京の外国人スタッフの解説とともに、上位20記事を見ていく。英語版の主な読者は外国人のため、ランキングは、東京を訪れる外国人がどこに注目しているかを示していると捉えていいだろう。7月は、11ヶ月連続1位だった、秋葉原の大人のデパート エムズがついにその座から陥落した。

以下が20〜11位。

11. 瑞雪(zuisetsu) ※New!

16位のカキモリ 蔵前はトップ20に初登場。表紙や中紙を選べる「オーダーノート」が看板商品で、カナダ出身エディターのケイラ・イマダは「カスタマイズできる文房具なんて、ほかではあまり聞いたことがない」と驚き顔で語る。
16位に登場したカキモリ 蔵前

17位に登場したブンブンブラウカフェウィズビーハイブは、旗の台にあるエステサロン併設のレストラン。夏のかき氷メニューが評判で、タイムアウト東京の外国人エディターたちが「人生を変える味だ」と大興奮する人気店だ。イマダは、「特に『イチゴエスプーマソース』は、信じられないくらいおいしい衝撃的な一品」とべた褒め。クアラルンプール出身の編集長リム・チーワも「ほかの店の追随を許さないおいしさ」と同意していた。店主の斉藤直樹は、元々はサーフボードの板を削る職人。彼が作り上げる至極の味を求め、毎日大勢の人が押しかけている。「絶対に行かなきゃダメ」(イマダ)だそうだ。

ブンブンブラウカフェウィズビーハイブ

11位の瑞雪も初登場。梅が丘駅近くの中華料理店で、2015年から4年連続でミシュラン一ツ星を獲得している。リムは「ランチセットがリーズナブルで、しっかりした広東料理の味を楽しめる」と、魅力を説明する。ディナーはそこそこ値は張るが、ランチは1,200円から食べられるので一度のぞいてみてほしい。

続いて10〜1位。


首位を守ってきた大人のデパート エムズが、実に12ヶ月ぶりにその座を明け渡した。代わりに頂点に立ったのが、原宿乃豆柴カフェ。このカフェは、6月のランキングで初めてトップ20に入ったばかりで、ぐんぐん人気が上がっている。イマダは魅力について、「とにかく可愛い」と一言。「ただのドッグカフェじゃなくて、柴犬カフェというのがいいね。日本の犬だし、外国人はとても興味があると思う」と話した。動物好きなら特集記事『東京、アニマルスポット11選』も要チェックだ。

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