

スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで
「国立西洋美術館」で、「スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで」が開催。ヨーロッパ美術史における巨匠の作品をはじめ、芸術家の技量と構想力の全てが注ぎ込まれている素描の魅力を存分に堪能できる。
「スウェーデン国立美術館」は、同国王家が収集した美術品を基盤にする、世界で最も古い美術館のうちの一つ。中でも素描コレクションは、世界規模で見ても質、量ともに充実したコレクションとして知られている。
本展では、その素描コレクションから、ルネサンスからバロックまでの名品をえりすぐって紹介。素描は環境の変化や光、振動の影響を受けやすいため、通常、海外所蔵の素描作品を日本で公開することは難しく、世界最高峰の素描コレクションがまとまって来日するのはこれが初めてだ。
作者の手の跡がより直接的に感じられ、制作の試行錯誤の過程を垣間見ることができ、まるで作家の創造の場に立ち会っているような臨場感を味わえる素描。その魅力を存分に楽しんでほしい。
※9時30分~17時30分(金・土曜は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(7月21日、8月11・12日、9月15・22日は開館)、7月22日、9月16日/料金は2,000円、学生1,300円、高校生1,000円、中学生以下無料