

つくるよろこび 生きるためのDIY
誰もが持つ創造性に目を向け、自分なりの方法で「よりよく生きる」ことを考える「DIY(Do It Yourself/自分でやってみる)」をテーマにした展覧会が「東京都美術館」で開催。DIYの手法や考え方に関心を寄せる5組の現代作家と2組の建築家が、版画、ドローイング、言葉、写真、映像、インスタレーションなど、多様な表現で空間を作り上げる。
出品作家は、若木くるみ、瀬尾夏美、野口健吾、ダンヒル&オブライエン(Dunhill and O’Brien)、久村卓、伊藤聡宏設計考作所、スタジオメガネ建築設計事務所。身の回りのもので作る作品や、多様な人が関わる場のデザインに加え、震災や経済的な事情により多くのものを失った人々の切実な営みにも焦点を当てる。
また、実際に手を動かして体験できる参加型の作品も登場。見るだけでなく、つくる・話す・考えることで「つくるよろこび」を体感するだろう。
※9時30分~17時30分(金曜は20時まで)/入室は閉館の30分前まで/休室日は月曜(8月11日、9月15・22日は開室)、9月16日/料金は1,100円、65歳以上800円、学生700円、18歳以下無料