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奥渋谷の書店、SPBSがクラウドファンディングを開始

「本と本屋の未来の扉を開く」挑戦を続けるために支援を

テキスト:
Shiori Kotaki
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2007年に創業した本と編集の総合企業、渋谷パブリッシング ブックセラーズ(SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS/略称SPBSが、彼らのモットーである「本と本屋の未来の扉を開く」挑戦を続けるためのクラウドファンディングを開始した。渋谷の神山町にあるシェアオフィスも併設した書店は、タイムアウト東京のレギュラーマップ『101 THINGS TO DO IN SHIBUYA(渋谷でしかできない101のこと/英語版)』の常連でもある。

思いがけない出合いをもたらしてくれる秀逸な本のセレクトはもちろん、自分たちで雑誌を発行したり、ギャラリースペースを設置したり、独自の編集力が光るイベントを開催したりなど、「本や書店の未来を切り開く」取り組みで多くの人を引きつけてきたSPBS。しかし、現在は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、彼らが手がける店舗は全てが臨時休業中。また、この春にオープン予定だった新業態のセレクト書店、渋谷パブリッシング ブックセラーズ 虎ノ門(SPBS TORANOMON)と、ブックラウンジの渋谷パブリッシング ブックセラーズ 豊洲(SPBS TOYOSU)はオープンのめどが立っていないという。

クラウドファンディングの目標金額は500万円。3,000円から出資可能で、資金の使い道は、閉店中にかかる家賃の支払いやスタッフの雇用維持、新規事業(スクールやオンライン接客販売)に充てられるとのことだ。リターンには、新店舗オープン記念品として製作された手刷りのトートバッグや、オンラインスクールの企画会議への参加資格、自分の好きな書棚を作れる選書体験などが用意されている。

ウェブ会議サービスのZoomを使ったオンラインショッピング(5月31日まで、毎週金・土・日曜限定で開催中)など、この状況のなかでも「本や書店の未来を切り開く」チャレンジを続けているSPBS。彼らの挑戦を応援するべく、ぜひ一度クラウドファンディングページをチェックしてみてほしい。

クラウドファンディングのページはこちら

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