ロンドンのバーチャルイベントで自宅からプライド月間を祝う

LGBTQ+コミュニティーのつながりを保つパレードやディスカッション、ポッドキャスト

テキスト:
Time Out London editors
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6月はLGBTQ+の権利やその文化への支持を示す期間として、イベントやディスカッション、パレードなどさまざまな行事が開催されるプライド月間だ。今年は残念ながら外での開催や集会、パレードは中止となったものの、新たな企画としてオンライン上に移行した。ロンドンのウェブサイトPinkNewsは、2020年6月4日〜6月7日に自分のアバターを作って参加するプライドパレードを開催したが、期間中にはほかにもさまざまなイベントが企画されている。

Pride Inside

UK Black Pride、Amnesty International、 Stonewall、ParaPrideなどが、プライド月間に開催される数百のイベントキャンセルに伴い、新たなLGBTQ+のハブとして結成したイベント。このアイデアは、プライドが「私たちの家と心の中で」生き続けることにあるという。オンラインでのライブ、コメディショー、パネルディスカッション、アートイベントなど、ラインナップの全てはまだ公開されていないが、ロンドンの現地時間で6月28日(日)から7月5日(日)まで、1週間の開催を予定している。

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Bi Pride

例年の9月に開催するBi Pride。今年はプライド月間にロンドンの現地時間6月20日(土)午後5時からTwitchでストリーミング放送を行う。ドラァグクイーン、スポークンワードアーティスト、コメディアンらの出演に加え、外出自粛中のメンタルヘルスの維持についてパネルトークを予定。主催者は家をピンク、紫、青、黄色に塗って、ハッピープライドに向けてポジティブな背景を準備中だ。

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Anthems Pride podcast

オンラインのzoomパーティーが苦手な人は、ヘッドフォンを装着してLGBTQ+のコミュニティーを祝うポッドキャスト、Anthems Prideを聞いてみてほしい。このシリーズは、マイノリティーのチャンスの場を生み出すことに取り組むポッドキャスト会社、ブロッコリーコンテンツが制作している。6月は毎日に新しいエピソードがリリースされており、これまでにもシンガーソングライターでユーチューバーのドディ、ジャーナリストのロッテ・ジェフス劇作家であるトラビス・アラバンザらが参加している。詩やマニフェスト、行動を呼びかける短いフレーズを放送。

ブロッコリーコンテンツ

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Pride in London’s community hub

Pride in London’s community hubは、LGBTQ+グループをサポートするコミュニティーハブを作成した。プライドインロンドンパレードは2021年まで延期となったが、2020年のオンラインパレードでは、今年参加するはずだった人々に同盟行動を生み出すことを目標とした。「You!Me!Us!We!」のキャンペーンのもと、LGBTQ+コミュニティー間の連帯とサポートを呼びかけている。

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