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ニューヨークの空港、マスク着用拒否に50ドルの罰金

マスクコンプライアンスを高めるため、着用に応じればセーフ

Collier Sutter
テキスト:
Collier Sutter
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ニューヨークの空港、AirTrains、PATHなどの駅、ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社が運営するバス発着場で、マスクを着用してない場合、50ドル(約5,200円)の罰金が科せられることになった。

この新しい罰則は、ニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモが地下鉄やバスの利用者に対して9月に発動したものと同様で、「マスクコンプライアンス(マスク着用の守)」を高めることを目的としている。アメリカのホリデーシーズンに合わせ、2020年11月2日(月)から施行される。

罰金は本当に取られるのだろうか? マスクの着用を拒否しなければすぐに罰金が科せられることはない。港湾公社は自主的な守を奨励しており、着用を拒否し、ほかの旅行者を危険にさらした者は、罰金を支払わなければならない。

港湾公社は「当局では3月以降、新型コロナウイルスの大流行に対応し、ニューヨーク州とニュージャージー州が制定した健康と安全に関する規定を旅行者に周知するため、公共広告、ポスター、デジタルサイネージで告知。マスクの無料配布、レクチャー、1対1の指導などを行ってきた」と述べている。

11月以降、マスク着用拒否者に罰金を科す対応を行う具体的な場所としては、ニューアーク空港、ジョン・F・ケネディ空港、ラガーディア空港、ミッドタウンとジョージワシントンブリッジのバスターミナル、ジャーナルスクエア・トランスポーテーションセンター、各地のPATH駅などが挙げられている。

 今アメリカでは、多くの人がホリデーシーズンに飛行機を使う家族旅行をするべきかどうかを考えている。ニューヨークでは市長のビル・デブラシオが市民に旅行しないよう助言。ただ、飛行機に乗る必要がある人のために、ニューヨーク都市圏の空港では、搭乗前に安心できるよう、15分で結果が分かる迅速な検査サービスを実施している。

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