ニューヨークに巨大ゴリラの彫刻が出現

絶滅の危機に瀕した動物をモチーフにしたプロジェクトの一環

Will Gleason
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Will Gleason
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この夏、ニューヨークで夢のようなことが起ころうとしている。2020年8月24日(月)、ハドソンヤードのベラ・アブザグ公園でアーティストであるギリー・シャトナーとマーク・シャトナー夫妻が作った巨大なゴリラの彫刻が公開される。作品のタイトルは『キング・ニャニ』(スワヒリ語でゴリラの意)だ。

gorilla statue, new york city, hudson yards
Photograph: Courtesy Gillie and Marc Schattner

同作品はシャトナー夫妻が続けている、絶滅の危機に瀕した動物を都市部に出現させるシリーズの一つ。同シリーズの作品としてはよく知られているのは、2018年にニューヨークのアスタープレイスで発表された彫刻『ラストスリー』。作品のモチーフは、制作当時、地球上で3頭のみ生存が確認されていたキタシロサイだった。

『キング・ニャニ』の作品設置期間は11カ月。ゴリラの手は、2、3人の人間がすっぽり入るほど大きいが、座ってもエンパイア・ステート・ビルディングへ連れ去られることはないので安心していい。

原文はこちら

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