10月公開の注目映画5選

Mari Hiratsuka
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Mari Hiratsuka
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タイムアウト東京が注目する、10月公開の映画を紹介。今月は、注目の青春ドラマ作品が多数公開されている。クエンティン・タランティーノが絶賛した、映画『イット フェローズ』の監督デビッド・ロバート・ミッチェルの新作や、スイス発の思春期の女子たちが登場するホラー映画、映画監督・若松孝二の伝記ドラマなど。それぞれの青春を見に行こう。

『教誨師(きょうかいし)』※2018年10月6日公開

(C)「教誨師」members 

大杉漣がエグゼクティブプロデューサーを務め、最後の主演作となった人間ドラマ。大杉は、劇中では俳優として「安らかな死へと導くことは正しいことなのか」と葛藤する、死刑囚専門の牧師を演じている。共演に映画初出演となる玉置玲央のほか光石研、監督は佐向大。

『アンダー・ザ・シルバーレイク』※2018年10月13日公開

(C)2017 Under the LL Sea, LLC

クエンティン・タランティーノも絶賛した、映画『イット フェローズ』の監督デビッド・ロバート・ミッチェルの新作が完成した。舞台は、セレブやアーティストたちが暮らすロスアンジェルスのシルバーレイク。消えた美女を探すうちに、街の裏側に潜む陰謀を解明する、オタク青年の暴走と迷走を描く、ネオノワールサスペンスだ。

『ブルー・マインド』※2018年10月13日公開

(C)2017 tellfilm GmbH & Zurcher Hochschule der Kunste ZHdK

スイス発の思春期の女子たちが登場するホラー映画。本作では、大人へと変わっていく少女の本性が、覚醒していくさまを映し出す。予告編の金魚を口に含む不気味なシーンからも、奇妙な作品であることは間違いないだろう。

『止められるか、俺たちを』※2018年10月13日公開

(C) 2018若松プロダクション

若松プロダクションの再始動1作目として、映画監督・若松孝二の青春ドラマが製作された。本作は、1969年に21歳で若松プロの門をたたいた助監督の吉積めぐみ(門脇麦)を中心に、映画に魅せられた仲間たちの日々を描く。井浦新が若松を演じている。

『ライ麦畑で出会ったら』※2018年10月27日公開

 (C)2015 COMING THROUGH THE RYE, LLC ALL RIGHTS RESERVED

J・D・サリンジャーの長編小説『ライ麦畑でつかまえて』に魅了された、青年の成長を描いた青春映画。主人公のジェイミーは、小説を演劇作品として脚色することを思いつく。そのためには原作者であるサリンジャーの許可が必要であることを知り、サリンジャー探しの旅へと出る物語だ。

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