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国立新美術館(Photo: National Art Center, Tokyo) | National Art Center, Tokyo

国立新美術館

  • アート
  • 乃木坂
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タイムアウトレビュー

2007年1月21日に開館した日本最大規模の展示スペースを誇る美術館。国内の多くの美術館と違い、収蔵品を持たず、多彩な展覧会を開催しているのが特徴だ。入館は無料で、アートライブラリーやレストラン、カフェ、ミュージアムショップを利用することもできる。

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詳細

住所
東京都港区六本木7-22-2
Tokyo
アクセス
東京メトロ千代田線『乃木坂』駅(出口6)直結/都営大江戸線『六本木』駅(出口7)徒歩4分/東京メトロ日比谷線『六本木』駅(4a出口)徒歩5分
営業時間
10時00分〜18時00分(金・土曜は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は火曜(祝日の場合は翌日)

開催中

テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート

「国立新美術館」で、1980年代後半~2000年代初頭のイギリス美術に焦点を当てた展覧会が開催。「テート美術館」の所蔵作品から、約60人の作家によるおよそ100点の作品を通じて、1990年代のイギリス美術の革新的な創作の軌跡を検証する。 1979~1990年のサッチャー政権下、失業率の悪化など社会が緊迫すイギリスでは、美術の枠組みを問い直し、実験的な表現に挑む作家たちが次々と台頭した。1988年にはダミアン・ハースト(Damien Hirst)がロンドン東部の倉庫街で「フリーズ」展を企画し、同世代の作家たちとともに新しい素材や方法を用いながら、積極的に発表の場を切り開いていく。 彼らは「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)」と呼ばれ、その自由な活動によって、1990年代のイギリスのアートシーンは世界的に注目を集めるようになる。 本展では、ハースト、ジュリアン・オピー(Julian Opie)、ルベイナ・ヒミド(Lubaina Himid)、スティーヴ・マックイーン(Steve McQueen)、トレイシー・エミン(Tracey Emin)、ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)など、世界のアート史に名を刻むアーティストの作品が集結する。 UKカルチャーがあふれた黄金期の息吹。当時のイギリスで起こったアート・音楽・ファッションの革命的ムーブメントの核心を体験できるだろう。 ※10〜18時(金・土曜は20時まで)/入場は閉館の30分前まで/休館日は火曜(5月5日は開館)/料金は前売り2,100円、学生1,300円、高校生700円/当日2,300円、学生1,500円、高校生900円、中学生以下無料

生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ

「国立新美術館」で、アジア人で初めてパリ・オートクチュール正会員となり、日本のファッションをリードした森英恵(1926〜2022年)の回顧展が開催。オートクチュールのドレス、資料、初公開となる作品を含む約400点を通じて、森のものづくりの全貌を明らかにする。 高度経済成長期の日本において、家庭と仕事を両立しながら活躍し、新しい女性像の象徴として受け止められた森。1961年には雑誌『装苑』で、快活さと向上心を備えた人物像「ヴァイタル・タイプ」を提唱し、晩年まで世界を股にかけて活動した。 会場では、1977年から膨大な数のオートクチュールコレクションから、テーマごとにドレスを展示。高品質な素材と卓越した技術を持って世界に挑んだ一点ものの作品群から、森の美意識と創造力の高さを体感できる。 また、多彩な衣装や資料を通して、森のアメリカ時代の活躍を網羅的に展示。まずは、森が日本の帯地や絹織物を用いて生み出した作品に注目したい。日本的美を体現する絹地に鮮やかな色彩のプリントを施したオリジナルの布地とともに、近年の調査で新たに確認された布の原画や試し刷りを紹介している。 そして、ニューヨークの「メトロポリタン美術館」に所蔵されているドレスも日本初公開。伊藤若冲『月下白梅図』に着想を得て制作した1着を含む、計4点が出品される。 さらに、森がファッションを文化にするために力を注いだメディア発信にも焦点を当てている。森は1966年に『森英恵流行通信』を創刊。後に『流行通信』となり、日本を代表するファッション誌へと発展した。また1978年には表参道に「ハナヱ モリビル」を開設し、国内外のデザイナーが集う拠点を築いた。 デザイナーとしての表現だけではなく、生き方とその創造の根幹にまで迫るまたとない機会。会場でこそ味わえる体験が待っている。 ※10~18時(金・土曜は20時まで)/入場は閉館の30分前まで/休館日は火曜(5月5日は開館)/料金は前売り2,000円、学生1,600円、高校生1,200円/当日2,200円、学生1,800円、高校生1,400円、中学生以下無料

ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ

「国立新美術館」で、「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」展が開催。「パリ国立ピカソ美術館」が所蔵する20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソ(Pablo Picasso、1881~1973年)の作品からインスピレーションを得て、伝統的な仕立てと遊び心あふれる色使いで知られるイギリス人デザイナー、 ポール・スミス(Paul Smith)が会場のレイアウトを考案するかつてない展覧会だ。 色使いや壁紙、装飾品や模様に至るまで、自由な発想で創り上げられた会場は、スミスがデザインする洋服や小物のような色鮮やかさと楽しさに満ちている。ピカソの初期を代表する『男の肖像』から『アルルカンに扮したパウロ』など、作品約80点を緩やかな時系列に従って展観する。 本展は、2023年にパリで開催されたピカソ没後50周年を記念する特別展「Picasso Celebration: The Collection In a New Light!」を基にした国際巡回展となる。心待ちにしてほしい。 ※10~18時(金・土曜は20時まで)/入場は閉館の30分前まで/休館日は火曜(祝日の場合は翌日)/料金は未定

ルーヴル美術館展 ルネサンス

「国立新美術館」で、イタリアで花開き、15世紀から16世紀にかけてヨーロッパ各地で隆盛したルネサンス美術の本質に触れる展覧会が開催。その本質的な特徴のいくつかを、選び抜かれた50点余りの作品を通して浮かび上がらせる試みだ。 出品作の多くは15世紀末から16世紀後半に制作された作品で、ルネサンス様式が広く浸透していった時代に焦点が当てられている。この時代、ヨーロッパの人々は、キリスト教が広まる以前に人間の主体性を重んじた古代ギリシャ・ローマ文化に、よみがえらせるべき理想を見いだした。 画家や彫刻家たちは古代美術を手本に、人間や自然をありのままに表現し、人物の表情や動作を通して内面の個性を描くことを重視するようになる。中でも、ルネサンス最大の巨匠レオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci、1452~1519年)は、人間の複雑な感情の描出を終生追求した存在といえる。 ダビンチの真筆とされる絵画作品は、わずか15点ほどしか現存しないが、「ルーヴル美術館」にはそのうち5点が所蔵。本展では、同館が誇る傑作の一つ『女性の肖像』、通称『美しきフェロニエール』が日本初公開される。最新の研究成果を踏まえ、この作品が生まれた背景と表現上の特徴に迫る。 会場でその魅力を体感したい。 ※10~18時(金・土曜日は20時まで)/入場は閉館の30分前まで/休館日は火曜/料金は未定
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