上野・丸の内・銀座・品川・六本木・渋谷などで、普段は立ち入ることのできない学校や大使館などの建築を無料で見学できる「東京建築祭」が開催。「建築から、ひとを感じる、まちを知る。」をコンセプトに、東京各地の多彩な建築を楽しめる。今回は過去最多となる151件が参加する。
中心となるのは、無料かつ原則申込不要で参加できる「特別公開・特別展示」。2026年は約70件が予定されており、通常は非公開の名建築の内部に入れる貴重な機会となるほか、会期限定の展示も楽しめる。
日系カナダ人建築家のレイモンド・モリヤマ(Raymond Moriyama)が設計した「カナダ大使館」では、「カナダ・ガーデン」「高円宮記念ギャラリー」「E・H・ノーマン図書館」を公開。また、日本の近代建築の礎を築いたイギリス人建築家、ジョサイア・コンドル(Josiah Conder)による「旧岩崎邸庭園」や、戦後日本を代表する建築家・白井晟一の異色作「ノアビル」も見逃せない。
さらに、1880年建築の東京最古級の煉瓦建築「東京藝術大学 赤レンガ1号館」では、通常非公開の2階内部を特別公開。震災の痕跡が残る壁やアーチ窓、屋根架構などを間近で体感できる。加えて、「SHIBAURA HOUSE」では新たな宿泊空間も披露される予定だ。
有料のガイドツアーは120コース。建築家や所有者、技術者の解説を通じて、建物の歴史や設計背景まで深く知ることができる。例えば、「ワタリウム美術館」では展覧会場から屋上、バックヤードまでを巡りながら建築とアートの関係を体感できる。
建築を通して街の歴史や文化を感じられる「東京建築祭」。東京の街を新たな視点で歩いてみてほしい。
※時間・料金は会場・プログラムにより異なる




