東京には数多くのホテルがあるが、天然温泉を有する宿もあるのは知っているだろうか。絶品の朝食、くつろげる部屋に加えて、体を芯から温めて疲れを癒やせる天然温泉に浸かってリフレッシュしよう。ここでは、遠くへ行かなくても、都内でこだわりの湯を堪能できる宿を9軒紹介する。
東京の夜景を一望できる露天風呂や、食事やスパも併せて楽しめる宿など、気分に合わせてチョイスしてほしい。日帰り入浴ができる施設もあるので、気軽に足を運んでみては。

山陰・新潟・能登・高野山などの車窓風景を愛で、地場の味を堪能
タイムアウト東京 > トラベル > 日本で乗るべき観光列車7選
日本の鉄道は定刻通りの運行やスピードの速さで有名だが、あえて「ゆっくり進むこと」を目的とした列車もある。鉄道ファンや運行会社から「ジョイフルトレイン」と呼ばれる観光列車は、地域文化や工芸にインスパイアされた凝った内装、地元の食材を生かした食事、そしてパノラマウインドーから眺める絶景などを通じて、移動そのものを旅の「目的地」へと変えてくれる。
超豪華な寝室を備えたクルーズトレインから、田んぼや海岸線を走り抜ける魅力的なローカル線まで、日本で乗るべき観光列車を紹介する。
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最大定員はわずか34人、10両編成で運行されるJR西日本の「瑞風(みずかぜ)」は、高級ホテルのような品格をたたえた特別な寝台列車であり、時代を超越した優雅な客車で安らぎのひとときを提供する。客室車両は6両のみで、1車両を丸ごと使ったスイートルームも完備。オールインクルーシブのレストランやラウンジも備えており、世界でも類を見ないほど独占感を誇る列車といえるだろう。
旅は京都から始まる。瀬戸内海に沿って本州と四国が交差する倉敷へと向かい、さらに日本海側の松江や鳥取といった都市を巡る。この「せとうち・山陰」コースでは、途中駅で自然や文化を深く味わえるガイド付きツアーが用意されており、駅では専用の「瑞風バス」が待機。鉄道ではアクセスできない見どころへ案内してくれる。
唯一の難点は、乗車まで待たされることだ。「瑞風」は現在、2026年9月分まで完売している。10月以降の出発分については、現在オンラインで予約を受け付けている。
妙高山と日本海の息をのむような絶景を望む「雪月花」は、日本の雪国である新潟を駆け抜ける。地域鉄道会社である「えちごトキめき鉄道」が運行するこの豪華列車は、通常、土・日曜日・祝日に上越妙高駅と糸魚川駅の間を1日2往復しています。車体の両側には、国内最大級となる高さ24メートルの大きな窓が広がり、パノラマの景色を存分に楽しめる。
車両から内装材に至るまで「オール新潟産」にこだわり、鉄道デザインの第一人者である川西康之が設計を手がけた。外装の金色のアクセントに燕三条の金属加工が用いられ、内装に新潟産の木材が使われるなど、随所に地元の職人技が光る。
雪月花は2両編成で、それぞれ異なるデザインが特徴。1号車は、ラウンジスタイルの座席やテーブルに「越後杉」をふんだんに使用し、温かく居心地の良い雰囲気を醸し出す。前方には自由に行き来できる展望デッキを配置。一方、2号車は地元産のブナ材を贅沢に使用した、より洗練されたモダンな空間を作り出し、ゆったりとした座席配置の食堂車のような造りになっている。
提供される料理は地元の食材を使用した、フレンチ・和食・洋食・中華から選べ、それぞれ3段重ねの木製の弁当箱で供される。例えば和食の「漁港直送、漁師の豪快コース」では、能生(のう)漁港から直送された新鮮な海の幸や、紅ズワイガニのちらし寿司など、鮮度抜群の味覚を堪能できる。約3時間の旅路で、美しい海岸線や山々の景色を眺めながら、至福の食事が楽しめるだろう。
米どころとして名高い新潟県自慢の「日本酒」をコンセプトにしたJR東日本の「越乃Shu*Kura(こしのしゅくら)」は、酒好きにはたまらない列車だ。車内売店では厳選された地酒の飲み比べができるほか、食事付きプランを利用すれば、地元の極上食材を使ったつまみの数々が楽しめる。
運行ルートは3種類あり、いずれも日本海の雄大な景色を満喫できる。時期によっては、海に沈む夕日を眺められることもある。これほど贅沢にほろ酔い気分を味わえる旅は、同鉄道ならではの醍醐味(だいごみ)といえるだろう。
金沢駅と能登半島の中心部に位置する温泉街・和倉温泉駅を結ぶJR西日本の「花嫁のれん」は、それ自体が一つの芸術作品といえる。美しく装飾された内装と鮮やかな赤と金の外装が特徴で、この「走るアート空間」は地域の伝統とデザイン、そして至高のサービスを融合させ、「和と美のおもてなし」というコンセプトを体現する。
「花嫁のれん」という名は、花嫁が嫁ぎ先に入る際に色鮮やかなのれんをくぐる、この地方独自の婚礼の風習に由来する。
列車は2両編成。1号車には、菊・桜・梅・扇・鉄仙(クレマチス)・竹・青海波・紅葉といった精緻(せいち)な文様をあしらった仕切りがある、8つの半個室が並ぶ。また、車内には展示スペースがあり、「加賀水引」の優美な造形・「輪島塗」・上質な「能登上布(のとじょうふ)」といった地元の伝統工芸品を展示する。1号車のエントランスや展示スペースの壁も、輪島塗の図柄や金沢の金箔(きんぱく)があしらわれ、まさに石川県らしい装飾で彩られている。
一方、2号車の通路は流水をイメージしており、背もたれの木製格子と深紅の回転椅子が並ぶ。
車内では和倉温泉を代表する老舗旅館「加賀谷」が監修した和装のアテンダントが軽食やスイーツを提供し、もてなしてくれる。
「べるもんた」の愛称で親しまれているJR西日本の「Belles montagnes et mer (ベル・モンターニュ・エ・メール)」は、ドラマチックな富山の海岸線を眺めながら、地元の海の幸を楽しむのに最適だろう。車内に一歩足を踏み入れると、窓枠はまるで額縁のように装飾され、つり革はものづくりの街として知られる高岡市の「高岡銅器」をイメージして作られている。
しかし、同列車で何より目を引くのは、車端部に設置された寿司のネタケース。富山湾で獲れたばかりの新鮮な魚介を、職人が目の前で寿司へと仕上げてくれる。車内では地酒も提供されているので、絶景をバックに「寿司と日本酒」のペアリングを楽しみ、写真に収めてみては。
八戸と久慈を結ぶ風光明媚(めいび)な三陸海岸沿いを走るJR東日本の「TOHOKU EMOTION」は、単なる列車というより、地域の自然の恵みを凝縮した「走るレストラン」だ。3両編成のこのダイニングトレインでは、往路でフルコースのランチが、復路では贅沢なデザートビュッフェが提供され、東北の旬の食材を使ったメニューが定期的に更新されている。
2026年9月までは、「気仙沼ーKUROMORIー」のオーナーシェフ・黒森洋司が監修する、美しく盛り付けられた中華風の料理が楽しめる。黒森は東日本大震災後、料理を通じて復興を支援するために仙台へ拠点を移した気鋭のシェフ。2号車のオープンキッチンでは、シェフたちが腕を振るう様子を間近に見られる。
また、八戸駅へ戻る復路のデザートビュッフェとアフタヌーンティーは、「ホテルメトロポリタン盛岡」の熊谷崇シェフがプロデュースする。
食事の合間、あるいはよりプライベートな空間で食事を楽しみたければ、福島県の刺し子織をモチーフに内装が施された1号車の完全個室がおすすめだ。旅行者は両方の食事を楽しむために往復コースを選ぶことが多いが、片道だけ予約して、久慈周辺の神社やダイナミックな海岸線を散策する時間を過ごすのもまた一興である。
日本の私鉄において食堂車の導入を先導してきた南海電気鉄道(以下、南海電鉄)が、全く新しい「動くダイニング」体験を提供する。2026年4月から運行を開始した最新の観光列車「Gran 天空」は、大阪の難波駅と高野山の麓にある極楽橋駅を90分で結ぶ。
聖地・高野山への旅路では、和歌山の景色を一望できる快適なソファでゆったりとくつろげるだろう。4両編成の同列車は、4号車に専用のダイニングスペースを備えており、南海電鉄としては実に1世紀以上ぶりとなる食堂車が復活した。
乗客は新今宮、天下茶屋、堺東、金剛、河内長野、林間田園都市、橋本、九度山といった各駅を通過する景色を眺めながら、季節ごとの朝食やランチ、あるいはアフタヌーンティーが楽しめる。
東京には数多くのホテルがあるが、天然温泉を有する宿もあるのは知っているだろうか。絶品の朝食、くつろげる部屋に加えて、体を芯から温めて疲れを癒やせる天然温泉に浸かってリフレッシュしよう。ここでは、遠くへ行かなくても、都内でこだわりの湯を堪能できる宿を9軒紹介する。
東京の夜景を一望できる露天風呂や、食事やスパも併せて楽しめる宿など、気分に合わせてチョイスしてほしい。日帰り入浴ができる施設もあるので、気軽に足を運んでみては。
都会的なスタイルのホテルも魅力的だが、都心にいながら日々の喧騒(けんそう)から離れられる「和モダン」なホテルで癒やされるのもいい。畳や木、障子など、日本の伝統的を感じる和と、現代のスタイリッシュさも兼ねそろえた上品な空間で、特別な一日が過ごせる。
ここでは、天然温泉も楽しめる旅館や、広大な日本庭園にたたずむ四季を楽しめるホテルなどを紹介。日本ならではのもてなしを体験してみては。
近年、アウトドアアクティビティに注目が集まっている。しかしアウトドア初心者には、移動手段が限られたりテントやウエアなど専用ギアを集めたりと、少々ハードルが高いのが難点。大自然の中での宿泊には抵抗もある人も多いだろう。
そこで注目したいのがグランピングだ。「グラマラス」と「キャンプ」を掛け合わせた造語からできた、近年注目を浴びるこのスタイルでは、設備が整っているためホテル感覚でアウトドアを楽しむことができる。ここでは、ギア収集も技術習得も必要のないグランピングを楽しめる都内近郊のスポットを紹介。家族や友人、恋人との旅行計画にも、グランピングを提案してみては。
※営業状況に関して変更となる施設もあるので、詳細は公式ウェブサイトをチェックしてほしい。
「東京都」でありながら、伊豆諸島独自の風土や文化に驚かされる「大島」。三原山の火口を一周する「お鉢巡り」やダイビング、東京砂漠でのバギーなど、ジオパークならではのアクティビティも満載だ。ロードレースも開催され、サイクリングコースとしても人気が高い。
調布飛行場から25分のフライト、竹芝桟橋から高速船で2時間前後というアクセスの良さも魅力だ。
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