1. Hutt Lagoon, near Port Gregory
    オーストラリアAerial view of Hutt Lagoon, near Port Gregory
  2. フィンランド
    フィンランド
  3. Salzburg Herbst Panorama
    Guenter BreiteggerBlick auf die Festung Hohensalzburg und der Altstadt.

海外のバーチャルツアー5選

オーストリアの劇場バックツアー、エジプトの古代遺跡、フィンランドのオーロラなど紹介

テキスト:
Time Out editors
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気ままな海外旅行がかなわない状況が続いているが、世界中をつないでいるインターネットに頼れば、クリック一つでどこへでも旅立てる。最近は、趣向を凝らしたオンラインツアーも多い。

今回は百花繚乱(りょうらん)とも言えるバーチャルなツアーや動画のなかから、無料で参加、閲覧できるものをセレクトした(一部例外あり)。酒を飲みながら思う存分、妄想旅行を楽しむのもいいし、コロナ禍が終息して、実際に訪れる日のためにリサーチに励むのもありだろう。のんびり自宅でくつろぎながら、日本を飛び出してみては。

最後にハワイに行ったのはいつだろう? 日本が寒い今こそハワイに行きたい、と思っている人たちの救世主となるべく誕生したのが、ハワイ州観光局が提供するオンラインツアー『リモートハワイ旅』だ。ハワイ在住の日本人ガイドによるオンラインツアーやアトラクションのバーチャル体験などを通じて、ハワイのさまざまな魅力を発見できる。

ツアーのテーマは四つ。オアフ島内のドライブと散策の様子を配信する『Feel Hawaii』、まだ知らないハワイの魅力を発見する『Discover Hawaii』、アトラクション体験を提供する『Adventure Hawaii』、イオラニ宮殿やハワイ最大の博物館、ビショップ博物館などの非営利団体が開催するバーチャルツアー『Support Hawaii』だ。これらの中から、今後発信されるものを含め10ツアー以上を用意、ライブ配信後もアーカイブ映像で視聴可能だ。

なお、『Support Hawaii』のみライブ配信とアーカイブ映像が有料(1,000円)。『Support Hawaii』は、ハワイの文化継承および海洋保全活動などを行っているNPOを支援しており、参加費の全てがツアーを開催するNPOへ寄付される。

2021年123日(土)には、『Support Hawaii』第2弾として、王家の貴重な品々を展示する『ビショップ ミュージアム オンラインツアー』が開催される。ミュージアム創立者であるビショップ夫妻と、バニース=パウアヒ王女の家系であるカメハメハ王家にフォーカス、カーヒリ・ルームの展示や、ライブラリーとアーカイブスから画像を紹介する。

オーストリア政府観光局のウェブサイトの特設コーナー『バーチャルでオーストリアを体験する』には、オーストリアの多彩な文化や自然がバーチャルで体験できるコンテンツが盛りだくさんだ。

モーツァルトの『フィガロの結婚』が流れるなか、シェーンブルン宮殿ツアーに出かけたり、ザルツブルクのモーツァルトの住居を訪ねたりもできる。ブリューゲルの世界最大のコレクション、ルーベンスやラファエロなどを所有するウィーン美術史博物館の作品もオンラインで観賞可能だ。

クリムトらの天井画が有名な、ブルク劇場のバックステージツアーも楽しい。『サウンドオブミュージック』の舞台になった、ザルツカンマーグートの映像は、360度カメラで撮影したもので、マウスで左右や上下にアングルも変えることもできる。寒い季節、自宅で暖まりながらオーストリア旅行を楽しもう。

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日本からはかなり遠いが、一度は行きたいと思っている人も多い「神秘の国」エジプトも、オンラインであっという間に訪問できる。

エジプト観光考古省(Ministry of Tourism and Antiquities)では、古代遺跡をバーチャルで巡る無料のバーチャルツアーを実施しており、ラムセス6世の墓やモスク、赤修道院など、エジプトが誇る古代遺跡も自由きままに巡ることが可能だ。

現在、公開されているのは『メレスアンク3世の墓』『メンナの墓』『赤修道院』など、いずれもエジプトが誇る観光施設ばかりだ。測定モードやズームアップ、解説(英語だが、Google Chromeで見ればGoogle翻訳で日本語化できる)などの機能もあり、自分のペースでじっくり鑑賞できるのもうれしい。

オーストラリア政府観光局は、迫力の立体音響8Dオーディオ技術と色鮮やかでオーストラリア各地の美しい風景を収め、オーストラリア旅行を疑似体験できる動画シリーズ『8Dエスケープ』を公開している。

この動画は、オーストラリアを代表する人気観光地であるウルル、シドニーのオペラハウス、フレーザー島、デインツリー・レインフォレストなどの光、音、質感を6本のビデオにまとめたものだ。それぞれ青、赤、マゼンタ、緑、黒、白という6色のテーマ別に制作されており、視聴者の開放感、喜び、リラックスなど、さまざまな感情や気持ちを呼び起こす臨場感あふれる作りになっている。

特に、緑がテーマの動画は大迫力で、熱帯雨林の小川をさかのぼっていく映像と、カエルや鳥の鳴き声、虫の羽ばたきなど生命感に満ちあふれている森のせせらぎの音などによって、森林浴をしたような気分になれる心地よい動画に仕上がっている。

立体音響8Dオーディオ技術は、日本ではまだあまりなじみがないかもしれないが、人間の二つの耳に音が到達する時間差や音量差を、ダミーヘッドやシミュレータなどを用いて録音する「バイノーラル録音」という方法を採用している。ヘッドフォンを装着すると、実際にその動画の場面を体感しているかのように、音楽や物音が三次元効果で周囲の全方向から聞こえてくるかのようだ。

オーストラリアの魅力がぎゅっと詰まった臨場感ある動画は、癒やされるだけでなく、コロナ禍後の旅行の計画のヒントをくれるはずだ。

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フィンランドは、サンタクロース村にサウナ、オーロラ、ムーミンワールドなど、見どころ満載だ。

フィンランド政府観光局(Visit Finland)の公式ウェブサイトでは、フィンランドのさまざまな場所をバーチャルで楽しめるリンクを公開中だ。世界遺産にも登録されている要塞(ようさい)、スオメンリンナでは、要塞内の好きな場所を自由に見ることができ、フィンランド国立オペラ&バレエの作品を楽しむことも可能だ。

オーロラ・アラートのページではさまざまなデータとともに、過去に実際に現れたオーロラの動画を紹介している。『サウンド・オブ・ラップランド』で、フィンランド北部の象徴的な音に耳を傾けるのも楽しい。

国連の世界幸福度ランキングにおいて3年連続で1位を獲得しているフィンランドに、ワンクリックで出かけてみては。

  • Things to do

非常事態宣言から3週間が経過し、日々の在宅コンテンツもルーティーン化し始めているのではないだろうか。代わり映えのしない日々とは裏腹に、バーチャルワールドでは手軽に非日常体験ができる。

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