1. Café Nekoemon
    Photo: Café NekoemonCafé Nekoemon
  2. 猫本専門 神保町にゃんこ堂
    猫本専門 神保町にゃんこ堂
  3. 豪徳寺
    豪徳寺

猫好きのための東京ガイド

猫専門書店や自分だけの招き猫が作れる店などを紹介

Mari Hiratsuka
Tabea Greuner
テキスト:
Mari Hiratsuka
Tabea Greuner
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タイムアウト東京 > Things To Do > 猫好きのための東京ガイド

東京には猫好きを満足させるユニークなスポットがある。特に、日暮里駅から南に延びる古き良き風情のある谷中は「猫の街」と呼ばれ、たくさんの人懐っこい野良猫が街中を歩き、カフェやギフトショップ、そしてギャラリーまで、猫をモチーフにした店が多く軒を並べている。

ここでは、谷中でおすすめの猫関連スポットと、そのほかにある猫好き必見の場所を紹介する。

  • アート
  • 谷中

ギャラリー猫町

谷中のキッテ通りを一歩進み、ひっそりとした住宅街を抜けると、猫の像が鎮座するギャラリー猫町の入り口へとたどり着く。写真や絵画、陶芸、彫刻など、幅広い芸術品の展示を行っているものの、扱うモチーフは「猫」オンリーという個性的なギャラリーだ。

同ギャラリーがオープンしたのは約20年前。住宅街の一軒家をそのまま利用し、生活雑貨でも現代美術でもない「猫的生活美術」をテーマに掲げたギャラリーは、当時多くの人々に衝撃を与えたに違いない。その美しいたたずまいと猫への愛はじわじわと人気を集め、その後、谷根千エリアに巻き起こる猫ブームの火付け役となった。

展示は2週間で入れ替わるが、どれも猫好きにはたまらない内容のものばかり。その愛らしさで人々を癒やすこともあれば、いたずら好きで人々を悩ませることもある、気まぐれな猫たちの魅力にぜひ触れてみてほしい。

  • レストラン
  • カフェ・喫茶店
  • 谷中

カフェ猫衛門

谷中にある築90年以上の木造家屋を改装したカフェ。猫の形のデザートとお茶を楽しみながら、自分だけの招き猫を作成できる(小2,200円、大2,750円 )。

カフェメニューには『白猫のレアチーズケーキ』や『黒猫のモンブラン』など、猫をモチーフにしたキュートなスウィーツがそろう。 あんみつやあんこ入りアイスクリームなどの和菓子には、猫の顔の形のウエハースと緑茶が付いてくる。

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  • ショッピング
  • 神保町

猫本専門 神保町にゃんこ堂

神保町姉川書店内の一角にある、猫本専門のコーナー。猫の写真集やエッセイ、猫が主人公の小説など、猫本のジャンルは多岐に渡る。本以外にも、カレンダーや缶バッジなど、猫モチーフの雑貨も充実している。 

  • レストラン
  • 吉祥寺

てまりのおしろ

※当面の間、営業時間を11~20時(L.O.19時30分)に短縮。

吉祥寺の中道通りにある猫カフェ。魔法の猫王国の城としてデザインされた外観は、まるでおとぎ話の本からそのまま現れたようで、並々ならぬ存在感を放っている。この城で我々を待っているのは、選び抜かれた20匹の猫たち。抱っこすることは禁止されているが、膝の上に乗ってきた際には、優しく接してあげよう。

絶好のシャッターチャンスは、食事タイム。人間用のメニューは、猫形のクッキーが飾られたパフェなどが用意されている。

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  • アトラクション
  • 宗教的な建物&場所
  • 世田谷区

大渓山 豪徳寺

ゆるキャラ「ひこにゃん」のモチーフとなった招き猫発祥の寺。世田谷の領主だった井伊家の菩提寺で、東京都指定史跡の井伊直弼の墓がある。境内には、右手を挙げた招き猫がずらりと並ぶエリアも。三重塔にもひっそりと猫が潜んでいるので、ぜひ探し出してみてほしい。

秋には、世田谷有数の美しい紅葉を見ることもできる。

  • ショッピング
  • 吉祥寺

ネコセカイ コピス吉祥寺店

※当面の間、営業時間を10~20時に短縮。

ネコのためのペット用品専門店。愛らしい子猫に会えるほか、店内にはさまざまな種類のネコ用おもちゃや首輪などのグッズが並ぶ。愛猫用のグッズとして人気なのが、猫と一緒にお出かけができるバッグやリュックサックなどの移動アイテム。

猫モチーフにしたアイテムも豊富にそろえているので、猫を飼っていない人でも楽しめる。  

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  • レストラン
  • 日本料理
  • 新宿

飲食笑商何屋 ねこ膳

※2022年3月6日(日)まで休業。

新宿三丁目駅すぐそばにある、24時間営業の定食居酒屋。カウンターとテーブルがあるこぢんまりとした店で、昼時には近隣で働くサラリーマンや学生でにぎわっている。オーナーが大の猫好きで、店内には猫の写真や猫が描かれた暖簾(のれん)など、猫グッズが至る所に飾られている。

料金もリーズナブルで、簡単なつまみは50円から。おすすめは、『ホッピー焼酎セット』(400円)。別名「地獄のホッピー」と呼ばれている通り、焼酎がたっぷり注がれている。看板メニューの定食ではコロッケ、チキンカツ、ごはん、みそ汁などが付いた『ねこ膳ミックス』(630円)が人気。

リーズナブルといっても食材の産地や調味料にこだわっており、優しい味付け。深夜に行って、食事をしても少し罪悪感から開放されるだろう。

谷中を歩くなら……

谷中キッテ通りですべき8のこと
  • Things to do

新旧さまざまな店が軒を連ねる谷根千エリア。東京の下町を感じられるその風情から、近年では外国人観光客からの人気も高いエリアだ。三崎坂と三浦坂という2つの坂に挟まれた通りが「谷中キッテ通り」と新たに命名されたのは、2017年のこと。 それまでは名もない通りだったものの、さまざまなジャンルの魅力的な店が並んでいることから、店主たちが結束し、人々に親しまれる愛称名を考えることになったという。キッテ通りという名の由来は、通りのシンボルである谷中郵便局にちなみ、人と人を結びつける切手と、多くの人々に遊びに「来て」ほしいという思いを掛け合わせたもの。 「好きこそものの上手なれ」という言葉があるが、キッテ通りに並ぶのは、オーナーのこだわりと「好き」が反映された店ばかり。さまざまなジャンルに特化したプロフェッショナルが、ディープな世界へとあなたを案内してくれる。

看板猫と出会うなら……

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