令和のホラー好きなら外せないのが、オカルト研究家の田中俊行だ。いわく付きの品々を、国内外を飛び回りながら集め、現在は約500体の呪物と暮らしているという。呪物コレクターとして「クレイジージャーニー」に出演するほか、数多くの著書出版などを通して、ホラーファンを魅了する。
民俗学者のように呪物やその土地の歴史や伝承、探求する一方で、田中のアイコン的な呪物キャラクター「チャーミー」のグッズ化など、オカルトをポップカルチャーにした一端を担う存在でもある。2025年8月には「呪物書店」を主催したほか、11月からは田中原案のホラーサスペンス漫画の連載がスタートした。
そんな田中は、呪物コレクターとしてだけではなく、怪談師としても絶大な支持を集めている。2013年の「稲川淳二の怪談グランプリ」では王者に、「怪談最恐戦2021」ではグランプリに輝いており、その腕前は言うまでもない。
呪物は人の呪いや願いをモノに込めて伝えるものであり、その背景にはさまざまな人のエピソード・思いが介在する。存在自体が「恐怖のタネ」ともいえる呪物を実際に見せながら話す怪談も多いので、イベントで直接目にすれば、恐怖をより身近に感じるかもしれない。
もちろん、取材や体験談に基づいているという怪談は、わざと怖がらせるような口調では語られない。淡々と紡ぎ出されていく言葉が余計にリアリティーさを増し、さらに引き込まれていくだろう。
田中のデビューしたきっかけともいえる怪談「あべこべ」をはじめ、とある呪物を取り巻く怪談や民族信仰など、実体験や実物があるからこそ語られる、飾り気のないピュアな恐怖体験をしたい人におすすめの怪談師だ。
東京が拠点だが、全国でイベントに出演。2026年1月14日(水)は中野で丸山ゴンザレスや村田らむが参加する「『闇社会』報告会 〜ここでしか聞けない禁断トーク」が予定されているので、怪談&オカルト初めにぜひ参加してみては。公式XやInstagram、YouTubeで詳細をチェックしてほしい。












