
週末、花見を満喫する5のこと
桜のアートやインドア花見など、普段と違った楽しみ方を紹介
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東京の桜は2021年3月23日に満開を迎える予報が発表されたが、代々木公園や新宿御苑などは、23日時点で五部咲き程度だったため、今週末がベストタイミングになりそうだ。
ここでは、密を避け感染対策もしっかりされた環境で、春の訪れを楽しめる花見スポットを紹介する。味覚で楽しむ桜や、普段とは違った景色から花見を満喫する方法など、週末を充実させるための参考にしてほしい。
なお、東京都が花見シーズンの宴会禁止を発表し『千代田のさくらまつり』や『中目黒桜祭り』など、都内の花見イベントの多くは中止が発表されている。花見をする際はそれぞれの公園などの規程に沿って楽しんでほしい。
テーブルの上で満喫する。
ストロベリー&桜 アフタヌーンティー
ザ ストリングス 表参道では、ベビーピンクの桜スイーツと旬の国産イチゴで花見気分が楽しめるアフタヌーンティーを期間限定で提供する。
桜のクリームの上にイチゴを添えたタルトや、輝く桜のゼリー、イチゴとサクラのマスカルポーネクリームを使ったティラミスに加え、イチゴ大福やフォトジェニックなミニ串団子も並ぶ。スイーツのほかに、桜フレーバーのバンズで大山鶏と菜の花を挟んだスライダーや、桜エビと春キャベツのキッシュなど、季節を感じさせるメニューにも期待できる。
新緑が芽吹く表参道のケヤキ並木に面するテラス席で、桜のスイーツを味わいながら、春の訪れを感じてみては。
インドア花見をする。
カナルカフェ
※当面の間、11時30分〜21時00分(デッキサイドは11〜21時)に営業時間を変更
飯田橋駅のすぐそばにあるカフェレストラン。春になると、皇居の外堀に咲く桜と、水面に映る桜の両方が楽しめる。
店内にはレストランサイドと屋外席のデッキサイドの2エリアがあるが、店内からも十分に花見を満喫できるので、寒い日には快適だろう。
桜の名所をクルージングする。
東京湾や隅田川を船で巡ることができる水上バス。「墨堤千本桜」と呼ばれる吾妻橋から桜橋までの桜や、隅田川の新名所である中央大橋付近の桜を、船上から楽しむことができる。
吾妻橋上流を巡る浅草発着の周遊便(45分)の料金は、1,360円(11歳以下680円)。事前予約制のため、早めにチケットを手に入れることを勧める。
春の味覚を楽しむなら...
東京、桜スイーツ2021
そろそろ、春の訪れが待ち遠しくなってきた人も多いのではないだろうか。そんな人は、サクラを用いたスイーツやドリンクで、一足先に春を先取りしよう。見た目も華やかなスイーツは、手土産にもぴったり。花が満開になる季節まで提供されているものも多いので、サクラ色のスイーツを片手に、花見を楽しむのもいいかもしれない。
水辺からの景色を楽しむなら...
東京、舟花見スポット8選
気象庁は2021年3月14日に、東京都での桜の開花を発表した。しかし、シートを広げての飲食形式で桜を愛でる従来の楽しみ方は今年もできない。美しいシーズンを素通りしかないのか、と肩を落としている人は、舟花見はどうだろう。水鏡に映る逆さ桜や、水面が花びらで染まる「花いかだ」など水上ならではの乙な見所が盛りだくさん。写真映えするので、SNS上で体験を共有するのも新しい花見様式かもしれない。
花見に関するニュースを知るなら...
桜の名所、新宿御苑が3月23日から予約制入場をスタート
都内でも有数の桜の名所として知られる新宿御苑。緊急事態宣言を受け2020年12月26日から臨時休園していたが、2021年3月23日に約3カ月ぶりにその門を開いた。
新型コロナウイルス感染症対策として、4月25日(日)までの期間は、事前予約制を実施。一日の入場者は2万5000人以下に制限する。
東京都が花見シーズンの宴会禁止を発表、都立公園や河川敷が対象
新型コロナウイルス感染症防止のため東京都は2021年3月5日、建設局所管の都立公園と東京都管理の河川敷において、花見期間はシートなどを広げての飲食を禁止することを東京都建設局の公式ウェブサイトで発表した。