七夕スカイランタン祭り
画像提供:スターリーナイトカンパニー
画像提供:スターリーナイトカンパニー

7月にしかできないこと

食・アート・音楽など、7月開催のイベントを紹介

広告
  • アート
  • 六本木
「森美術館」で、「藤本壮介の建築:原初・未来・森」が開催。「2025年大阪・関西万博」の会場デザインプロデューサーを担当するなど、今最も注目される日本の建築家の一人である藤本壮介の初の回顧展だ。 藤本は東京とパリ、深圳に設計事務所を構え、個人住宅から大学、商業施設、ホテル、複合施設まで、世界各地でさまざまプロジェクトを展開している。2010年の「武蔵野美術大学美術館・図書館」、近年ではフランス・モンペリエの集合住宅「ラルブル・ブラン(白い樹)」やブダペストの音楽複合施設「ハンガリー音楽の家」など、高い評価を得たプロジェクトを次々と完成させた。 本展では、活動初期から世界各地で現在進行中のプロジェクトまで主要作品を多数紹介し、四半世紀にわたる建築家としての歩みや建築的特徴、思想を概観する。また、模型や設計図面、記録写真に加えて原寸大模型やインスタレーションなども展示される。 藤本建築のエッセンスを視覚的にも空間的にも体験してほしい。 ※10~22時(火曜は17時まで)/入館は閉館の30分前まで/料金は未定
  • アート
  • 新宿
映画界の巨匠、ジャン=リュック・ゴダール(Jean-Luc Godard)の映像表現の革新性をひもとく日本初の展覧会が、新宿・歌舞伎町の「王城ビル」で開催。ゴダール最後の長編作品であり、「カンヌ映画祭」で映画祭史上初の「スペシャル・パルムドール」を受賞した『イメージの本』を、映像インスタレーションとして再構成する。 『イメージの本』は、歴史・戦争・宗教・芸術などの変遷を、さまざまな映画の引用でコラージュし、振り返る映画作品。本展では、映画上映の時系列的な束縛を打ち破り、視覚・空間的にゴダールの世界を体感する。映像や音の断片を通じて、ゴダールの思考に入り、彼の眼で世界を見つめる観察者となっていく。 キュレーターは、2010年の映画『ゴダール・ソシアリスム』から撮影・音響・編集を手がけ、晩年のゴダールの右腕であったスイスの映画作家、ファブリス・アラーニョ(Fabrice Aragno)。これまでドイツ、スイスなどで、会場の特徴を生かした展示が行われてきた。 また、クラウドファンディングも実施しており、リターンの一つには、『イメージの本』の制作ノートや先行販売チケットなどが用意されている。  新しい形で映画とアートの鑑賞体験を提供し、ゴダールの芸術性を極限にまで拡大させた本展。チケットの発売は6月から。往年の映画ファンはもちろん、ゴダールを知らない若い世代もぜひ足を運んでほしい。 ※12〜20時/料金は2,200円
広告
  • Things to do
  • 京橋
2024年8月に完結を迎えた、大人気漫画『僕のヒーローアカデミア』。本展の原画展が、「クリエーティブ ミュージアム トーキョー(CREATIVE MUSEUM TOKYO)」でスタートする。 本展では、作者・堀越耕平の直筆原稿に加え、ここでしか見られない貴重な資料類が多数公開される。本展のために描き下ろされたキービジュアルを使用したオリジナルグッズも販売予定だ。本作で繰り広げられた熱戦を、ミュージアムで体感してみては。 グッズ付きチケット(3,900円、税込み)も販売。チケットを購入した18歳以上の入場者1人につき、未就学児1人まで無料で入場することができる。詳細は、公式ウェブサイトを確認してほしい。 ※10〜20時(入場は19時30分まで)/料金は2,200円、高校生1,400円、小・中学生900円
  • Things to do
  • 九段下
靖国神社で開催される、毎年恒例の祭り。期間中、大小3万を超えるちょうちんや、各界名士の揮毫(きごう)による「懸雪洞(かけぼんぼり)」が掲げられ、境内を華やかに彩る。本殿では毎夜、慰霊の祭儀が執り行われる。 そのほか、「青森ねぶた」「阿波おどり」「江戸芸かっぽれ」など、日本各地の祭りが境内に集結。靖国神社へ行くだけで、日本中を旅行したような気分になれる。 参道の中央ではやぐらを囲んで盆踊りを楽しむ「納涼民踊のつどい」が同時進行。企画定番曲から各地の民謡、さらにその年の新曲まで、幅広い選曲が魅力だ。 ちょうちんの灯りと賑やかな太鼓の音に包まれながら、夏の訪れを感じてほしい。 ※17時〜、各行事の開催時間は公式ウェブサイトを確認/参加は無料
広告
  • 音楽
  • 新宿二丁目
「ジャズライブはチャージが高い!」と嘆く学生諸君に朗報だ。東京で一番コストパフォーマンスがいいライブは「新宿ピットイン(PITINN)」の平日の昼の部、これ一択である。1,430円(税込み)で1ドリンクが付くとは、この物価高騰の世の中、最も良心的な料金だと思う。 平日の昼だからと多数の来客を期待せず、演奏に注力するミュージシャンもいるようだ。ぜひこれを読んだあなたが来店して、プレイヤーを驚かせてほしい。 この日のライブは立ちながらのドラム演奏とポリリズムで、スガダイローや纐纈之雅代といった先輩を驚かせる秋元修のカルテットが登場。King Gnuの常田大希が率いるMILLENNIUM PARADEにも参加するトランペッター・石川広行も出演する。4人のプレイヤーが奏でるアンビエントなサウンドを楽しもう。 ※14時〜/料金は1,430円(1ドリンク込み)
  • アート
  • 渋谷
「COJI-COJI UNIVERSE COJI-COJI meets YOSHIROTTEN “SUN”」が、「パルコミュージアムトーキョー(PARCO MUSEUM TOKYO)」で開催。さくらももこの人気作品 『コジコジ』の漫画原作30周年を記念し、アーティストのYOSHIROTTENとのコラボレーションが実現した。 YOSHIROTTENは、地球・光・色彩を題材に、自然界と都市文化、空想科学と精神世界が混じり合う世界観を描いている。2023年、国立競技場の大型駐車場を皮切りに開催された巨大インスタレーションのアートプロジェクト「SUN」は、大きな話題となった。 銀色の太陽が周囲の色彩を反射するイメージで構成されている同作は、ファインアートと商業美術、デジタルと身体性など複数の領域を往来するYOSHIROTTENならではの、SF的世界観と普遍性が混じり合ったシリーズだ。 本展では、「SUN」の世界にコジコジが出会い、今まで見たことがないユニバースな色彩をまとう全く新しい展覧会となる。EXHIBITED WORKS作品、立体作品をはじめ、365点のデジタルイメージに端を発する 「SUN」をモチーフにした作品の展示や、LEDの大型ビジョン展示など、多岐に展開していく。 ※11~21時(7月28日は18時まで)/入館は閉館の30分前まで/料金は500円、小学生以下無料
広告
  • アート
  • 上野
誰もが持つ創造性に目を向け、自分なりの方法で「よりよく生きる」ことを考える「DIY(Do It Yourself/自分でやってみる)」をテーマにした展覧会が「東京都美術館」で開催。DIYの手法や考え方に関心を寄せる5組の現代作家と2組の建築家が、版画、ドローイング、言葉、写真、映像、インスタレーションなど、多様な表現で空間を作り上げる。 出品作家は、若木くるみ、瀬尾夏美、野口健吾、ダンヒル&オブライエン(Dunhill and O’Brien)、久村卓、伊藤聡宏設計考作所、スタジオメガネ建築設計事務所。身の回りのもので作る作品や、多様な人が関わる場のデザインに加え、震災や経済的な事情により多くのものを失った人々の切実な営みにも焦点を当てる。 また、実際に手を動かして体験できる参加型の作品も登場。見るだけでなく、つくる・話す・考えることで「つくるよろこび」を体感するだろう。 ※9時30分~17時30分(金曜は20時まで)/入室は閉館の30分前まで/休室日は月曜(8月11日、9月15・22日は開室)、9月16日/料金は1,100円、65歳以上800円、学生700円、18歳以下無料
  • 映画
  • 六本木
「麻布台ヒルズ」の中央広場で「OUTDOOR CINEMA」が開催。「Summer Feeling」という作品選定テーマを下に、緑が広がるスペースでゆったりと映画鑑賞ができる。 2025年7月11日(金)は『真夏の夜のジャズ 4K』、12日(土)は『スタンド・バイ・ミー』を上映する。また、移動式のクラフトビアバー「エル カミオン(EL CAMION)」が会場に登場。ピクニックスタイルで楽しめるフードメニューとともに味わいながら、上質なひとときを過ごせるだろう。 さらに、麻布台ヒルズには映画鑑賞後の遅い時間からも楽しめる飲食店が多数あり、「サーワーン ビストロ(SAAWAAN BISTRO)」と「麻布台ヒルズカフェ」では「レイトハッピーアワー」も実施する。 なお、上映開始は19時15分からで、13日は映画を上映しないので注意してほしい。夏夜の風と緑を感じながら、心地よい映画体験をしてみては。 ※12〜21時(13日は20時まで)/入場は無料
広告
  • 音楽
  • 丸の内
22歳でブルーノート・レコードからデビューし、昨年はミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)がプロデュースしたサードアルバム『Blues Blood』も話題になった、注目の若手サックスプレイヤーのイマニュエル・ウィルキンス(Immanuel Wilkins)。現代ジャズの第一線を体感したいなら、彼の来日公演は外せない。 彼のパフォーマンスを支えるプレイヤーとして今回注目したいのが、バハマ出身で日本人の名前を持つ、ベーシストのリョーマ・タケナガ(Ryoma Takenaga)だ。おそらく現在21歳前後の新鋭で、ニューヨークで活動しながら、ジョン・コルトレーン(John Coltrane)の息子であるサックス奏者のラヴィ・コルトレーン(Ravi Coltrane)やトランペット奏者のチーフ・アジュア(Chief Adjuah)といった大物のバンドにも参加している。 奏者が一人入れ替わるだけで雰囲気や展開が変わるのも、ジャズの面白さ。ミステリアスなサウンドの中に熱さを感じるイマニュエルの楽曲がどう料理されるのか。熱い夏にひりっとしたスリルと芸術を味わいに行こう。 ※22〜24日 1st 18時〜、2nd 20時30分〜/料金は8,800円〜
  • Things to do
  • 原宿
J-WAVEがプロデュースする都市型フェスティバルが、今年も開催。2025年は「TOKYO POP CULTURE TO THE WORLD」をテーマに、さまざまなカルチャーを回遊型イベントとしてキュレーションする。 フリーで楽しめる代々木公園の野外ステージには、TENDRE、大橋ちっぽけ、ココラシカ、優河、Furui Riho、JIJIM、S.A.R.、微笑坦々(NIKO NIKO TAN TAN DJ set)らが登場。DJブースも設置され、Ren Yokoi、KO KIMURA、Watusi、DJ KAORIといったDJが、ダンスフロアを盛り上げる。 毎年大きな盛り上がりを見せる、大滝詠一主宰の「ナイアガラ・レコード」とJ-WAVEがタッグを組んだ「ナイアガラ盆踊り」も開催。大滝詠一の名曲に合わせた盆踊りが楽しめる。 そのほか、J-WAVEの番組ショップや、雑貨・ファッショングッズを取り扱うショップが出店。大人気カレー企画「TOKYO CURRY CULTURE」とのコラボレーションでは、「今」を体感するカレーが味わえる。 J-WAVEによる、刺激的な出合いが生まれるマーケットやライブを楽しんでみては。 ※11〜21時/入場は無料
おすすめ
    関連情報
    関連情報
    広告