Tokyo Beats & Brews
Photo: Kisa Toyoshima
Photo: Kisa Toyoshima

2024年10月にしかできないこと

食・アート・音楽など、10月開催のイベントを紹介

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  • アート
  • 原宿

「太田記念美術館」で、風景画の巨匠・歌川広重を特集する「広重ブルー」が開催。空や海の深く美しい青が印象的な広重作品の青の魅力に迫る。 広重作品の青は、1830年ごろから浮世絵に用いられた「ベロ藍」(プルシアンブルーまたはベルリンブルー)と呼ばれる青色の絵の具によるものだ。広重はその美しさに触発され、ベロ藍との出合から風景画に開眼すると、空模様や水面を繊細に表現した。その後、晩年に至るまで詩情あふれる名作を続々と生み出す。
 今回は、風景画の名作の数々や、ベロ藍と出合う以前の美人画や役者絵などの作品を堪能できる。また、葛飾北斎や歌川国芳などによる、当時多くの絵師を魅了したベロ藍を用いた作品も紹介予定だ。 広重ブルーに染まってみてほしい。 ※10時30分~17時30分(入館は閉館の30分前まで)/休館日は10月7・15・21・28、11月5〜8・11・18・25日/料金は1,000円、学生700円、中学生以下無料

  • Things to do
  • 立川

古今東西のアンティークや雑貨が並ぶ「東京蚤の市」が、立川市「国営昭和記念公園」の「みどりの文化ゾーン ゆめひろば」で開催。2012年から続いており、1日約2万人が来場するこのイベント。今回は総勢256組の古道具・古着・北欧雑貨やフードの店が参加し、アーティストたちによるライブパフォーマンスや大道芸も楽しめる。 前回新しく登場した、日本ならではの職人技に出合えるエリア「和もの街道」も引き続き楽しめるほか、「東京アジアンタウン」で異国の雰囲気を味わうのもおすすめ。インドの伝統的な生地でできたクロスなどがかわいい「トゥーチャパティ(TWO CHAPATI)」や、手仕事で作られたラオスの商品を販売する「クレオール(CREOLE)」など、いつもとは違う買い物をしてみては。 ライブステージでは、元キリンジの堀込泰行、ソロプロジェクトのスカートで活動する澤部渡などのアーティストたちが曲を披露する。お笑い芸人も登場し、音楽だけでなく、笑いでも満たされそうだ。 ※9時30分〜16時/料金は前売り1,500円/当日2,000円、中学生以下無料

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  • Things to do
  • 目白台

2024年9月13日(金)から「ホテル椿山荘東京」で、森のような庭園の中に月が出現する演出「TOKYO MOON ~雲と月~」がスタートする。 霧のノズルを噴射することで幽翠池の上に「雲海スクリーン」を作り出し、そこにクレーターも鑑賞できる「東京の月」の映像を、映像を、約7分間投影するというものだ。水上にゆらめく直径約3メートルの月は、幻想的だろう。ちなみに、そのほかの時間帯も通常の「東京雲海」は出現する。 イベントに合わせてオリジナル月餅付きの期間限定の宿泊プランや、秋の味覚を味わえる期間限定の「イブニングハイティー」も登場する。ここでしか体験できない、唯一無二の時間を満喫しよう。 ※18時40分、19時40分、20時40分、21時40分/入場は施設利用者(宿泊者、カフェ・ショップ利用者)が対象

  • Things to do
  • 信濃町

ドイツ・ミュンヘンで毎年秋に開催される最大級のビールのイベント「オクトーバーフェスト」が「神宮外苑」で開催される。東京では2002年から開催されているが、神宮外苑での開催は実に19年ぶり。今季は東京3会場で合計49日間行われ、ビール好きには見逃せない一大イベントとなる。 例年「レーベンブロイ」をはじめ、さまざまなドイツビールがラインアップする同イベント。中でも、同イベントのために特別に醸造されたビール「オクトーバーフェストビア」は見逃せない。数量限定なので、ぜひ味わってみたい。 ダンベル型や巨大な3リットルのジョッキなど、さまざまなグラスやジョッキで飲めるのもうれしい。ソーセージやドイツのパン職人が作るブレッツェルをはじめ、本場のフードとともに楽しみたい。本場ドイツのオクトーバーフェスト気分をもっと感じたいなら、伝統衣装レダーホーゼとディアンドルの無料貸し出しもある。 さらに、ドイツのオクトーバーフェスト公式バンド「DIE KIRHICHDORFER®」のパフォーマンスに加え、ハロウィンにちなんだ限定メニューや装飾もチェックしてほしい。 ※11時〜21時30分(初日の10月11日のみ16時~21時30分)/最終入場は閉場の1時間前まで、L.O.は閉場の30分前まで/料金は1,000円(リユースカップ付き)、小学生以下無料

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  • Things to do
  • 六本木

1995年に放送が開始され、30年近く愛され続けているテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。その大博覧会「EVANGELION CROSSING EXPO ―エヴァンゲリオン大博覧会―」(以下、エヴァ博)が、「六本木ミュージアム」で開催される。 『エヴァンゲリオン』はこれまで、数多くの企業とのコラボレーションを展開し、長年にわたり人々の関心を集め続けてきた。本展は、本作が行ってきたコラボレーションの歴史をひもとこうとするものだ。 本展は、全国7カ所で開催され、各地で大盛況を博してきた。2年ぶりとなる今回の東京凱旋(がいせん)では、エヴァ博初展示となる『「アヤナミレイ(仮称)」等身大フィギュア』をはじめ、全長3.5メートル、重さ100キログラムの『特大ロンギヌスの槍』が登場する。 さらに初号機の武器として知られる『プログレッシブナイフ』など、2年前の渋谷会場では見られなかった巨大展示物も追加。約4000点を超えるエヴァプロダクトが一堂に集結する。  また、エヴァ博初となる名セリフをコンセプトとしたカフェもオープン予定だ。エヴァンゲリオンをさまざまな角度から紹介する本展に訪れてみては。 ※10~18時(入場は閉館の30分前まで)/料金は前売り2,000円、高校・中学生1,400円、4歳〜小学生800円、限定キーホルダー付き3,200円/当日2,200円、高校・中学生1,600円、4歳〜小学生1,000円、4歳未満は無料

  • アート
  • 青山

表参道 ・外苑前・原宿・渋谷・六本木・広尾・銀座の約100会場で、日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO」が開催。世界中からインテリア、アート、ファッション、テクノロジー、フードなど、約300人の参加クリエーター&ブランド集まり、都内各所で多彩な展示を展開する。 毎年時代の先を行くテーマを設け、注目を集めるオフィシャルエキシビションでは、アート、デザイン、クラフト、テクノロジーとジャンルの異なるエキスパートがキュレーションした作品を展示。今年、注目のエキシビション「Reframing」展は、現代美術キュレーターの金澤韻や芸術監督・社会彫刻家の青木竜太がキューレーターとして参加する。 デザインとアートを横断する注目の展示は、革新的な立体構造技術を持つ「130(ワンサーティ)」による初の家具コレクション展。まるで空中から抽出されたかのようなプリミティブな形態のテーブルや椅子、照明の展示を行う。 また、東京を拠点に活動するプロダクトデザイナー・川本真也による、唯一無二の色味を表現するアート作品のように美しい椅子も見逃さないでほしい。 新たな視点で切り開くジャンルレスな作品が東京に集結する10日間。日々の暮らしに、長く愛せるデザイン&アートで潤いを与えよう。各会場の入場時間については、公式ウェブサイトを確認してほしい。 ※時間は会場により異なる/入場は無料

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  • 映画
  • 日比谷

17日間にわたり、さまざまな映画の楽しみ方ができる「HIBIYA CINEMA FESTIVAL」が「東京ミッドタウン日比谷」で開催。7回目を迎える今年のテーマは「ながらシネマ」。食べながら、語らいながら、没入しながらなど自分好みの方法で映画の世界に没頭しよう。 今回は、世界的な名作や話題作を無料上映する「デイスクリーン」、監督やゲストが登壇しトークセッションを繰り広げる「ナイトスクリーン」の2部に分かれている。初日は『愛にイナズマ』出演の女優・MEGUMIがゲストとして参加する。 詳しい参加者リストは公式ウェブサイトを確認してほしい。事前予約が必要なエリアがあるので、注意しよう。 このほか、フォトジェニックなレッドカーペットエリアの新設や、映画を観ながら食べられるテイクアウトグルメなど盛りだくさん。日比谷が映画一色に染まるこの期間に、いつもとは違う映画体験をしてみては。 ※時間は作品により異なる/入場は無料

  • Things to do
  • 駒沢大学

国内最大規模を誇る野外ラーメンイベント「東京ラーメンフェスタ」の開催が決定。駒沢に、全国から合計36種類のラーメンが集結する。シンプルな醤油・塩ラーメンから、濃厚な豚骨スープ、牛肉がたっぷりのった一杯まで幅広く楽しめる。 同イベントは、チケット(1,100円、税込み)とラーメン1杯の引き換え制。2024年10月24日(木)〜27日(日)、28日(月)〜31日(木)、11月1日(金)〜4日(月・祝)の3部構成で、それぞれの期間でテーマや出店者が異なるので、事前に気になる店をチェックしてから訪れるのもおすすめだ。お気に入りの一杯を見つけよう。 ※10時30分~20時30分(10月27日・31日、11月4日は18時まで)/入場は無料  

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  • 東京

今年で8回目を迎える、クラフトカクテルを味わう祭典「東京カクテル7デイズ」が開催。「The World's 50 Best Bars」に選ばれたバーはもちろん、オーセンティックバー、レストランバー、隠れ家のようなバーでスペシャルカクテルが楽しめる。 今年オープンして話題の「エスジータバーン(The SG Tavern)」をはじめ、東京エディション銀座の2つのバー「パンチルーム東京(Punch Room Tokyo)」と「ソフィー アット エディション(Sophie at EDITION)」など、初参加のバーは30店舗にもおよび、イベントはますます盛り上がりを見せる。 さらに老舗の「数寄屋橋サンボア」が参加し、有楽町・銀座・丸の内エリアの開催地がより充実。過去最多の都内95店舗でバーホッピングが可能となり、合計約380以上ものカクテルが楽しめる。 カクテルパスポートを購入すると、「w/ MUSIC」をテーマに、バーテンダーが音楽からインスピレーションを得て創作したスペシャルカクテルなど、この期間限定の各店自慢のカクテルが1,300円(以下全て税込み、サービス料別)で味わえる特典が付く。パスポートには、参加バーで使用できる1,300円分の無料クーポンも付いている。 また、2024年10月19日(土)と20日(日)は、東京ポートシティ竹芝にある「Village」(メイン会場)がオープンする。メイン会場では、10の「POP UP BAR」が提供する旬のカクテルを、1日1人5杯まで無料でテイスティングできる。 期間中に何度も訪れて、お気に入りのバーやカクテルを見つけてみては。 ※営業時間は店舗により異なる  

  • アート
  • 銀座

「ポーラ ミュージアム アネックス」で、「マティス ― 色彩を奏でる」展が開催。アンリ・マティス(Henri Matisse)が生涯を通して描き続けた室内画の名品『リュート』をはじめとした絵画5点と、晩年の傑作品『ジャズ』を展示する。 「色彩の魔術師」と呼ばれ、鮮やかな色彩を大胆に用いて表現するマティスの作品は、見るものに強いインパクトを与える。また、感情を直接的に表現する制作スタイルは作品にダイナミズムを生み出し、色彩の配置やバランスは音楽のような視覚的なリズムを感じるだろう。 会期中は、赤ちゃんとの鑑賞会や、認知症や高齢の人を対象にした対話型鑑賞会など、誰もが楽しめるプログラムを実施予定。また、マティスの切り絵の技法を取り入れたワークショップも行われる。 会期が短いので、マティスファンは絶対に見逃さないでほしい。 ※11〜19時(10月13・14日は12〜19時)/入館は閉館の30分前まで/休館日は10月7・15・21日/入場は無料

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