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東京、隠れ家すぎる店5選
入口が冷蔵庫、タバコ屋に擬態、隠し扉……ガチンコ隠れ家にときめく
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外出するならトキメキや驚きがほしい。そんな気分なら、異次元への扉を開いてしまうというのもいいかもしれない。ここでは不思議な世界にいざなってくれる、変わった入り口の店を紹介する。外観はタバコ屋だが実はカレー店、冷蔵庫のドアから入店するホルモン屋などだ。「ただ入り口が変わっている」というだけではなく、勇気を出して扉を開ければ、どの店も味や内容も素晴らしい人気店であることが判明した。見つけづらさの難易度も参考に、トキメキ体験をしてほしい。
タバコ屋? 実はカレー店
フラヌール
難易度:★
渋谷百軒店商店街にある、外観はタバコ屋だが、実はカレー店のフラヌール。もともとはタバコなどを販売する商店として営業していたのだが、1990年からカレー屋に転身した。看板メニューは『ステーキカレー』(1,400円)。120グラムのステーキが乗った、食べ応えのある逸品だ。ちなみに、ランチタイムには1,150円と少しお得に食べられるのでおすすめ。カレー以外にも、『生姜焼き丼』や『ピラフ』などのメニューもある。
入り口が不明すぎる
汁べゑ 渋谷店
難易度:★★★
神南の一等地にありながら、なかなか見つけられない名店。クロサワ楽器の看板を目印に、ダイネス壱番館ビルに入り奥の間へ、背の低いゲートをくぐれば、そこは100席余りの汁べゑ。店内はそれほど狭くないが、人気店なので事前の予約がおすすめ。肉じゃがから鮮魚の刺し身まで、どの料理も安定感抜群だ。
答え、冷蔵庫から入る
ホルモン鍋 盛岡五郎
難易度:★★
バーであふれた新宿3丁目の通りを抜けた場所にあるホルモン専門店。 2階に上ると、バーの入り口と冷蔵庫のドアがある。ここでは冷蔵庫のドアを選んで、レトロな隠れ家に侵入しよう。同店のいちおしメニューは、豚の内蔵、キャベツ、豆腐を混ぜて煮込んだホルモン鍋。信じられないぐらい美味しく、クセになる味だ。
唐突に現れるエスカレーター
カフェ ド 巴里 池袋西口店
難易度:★★
池袋駅西口から徒歩3分ほどの場所にある純喫茶。自動扉の先に唐突に現れるエスカレーターを上ると、目がくらんでしまいそうな、バブリーでゴージャスな空間が現れる。広々とした店内は、きっちりと分煙もされており居心地が良い。メニューには、喫茶店定番のナポリタンやトースト、サンドイッチなどが豊富に揃い、コーヒーのほかアルコールもある。モーニングセットは、朝7時から14時まで注文できるというのもうれしいポイントだ。
本棚が開く……
デブリ
難易度:★★
代官山にある、DJイベントや展示、上映などを行うイベントスペースのデブリ(Débris)。手がけたのはフェスティバル『Zipang』のオーガナイザー陣だ。禁酒法時代の秘密のバーを意識したという、隠し扉からフロアに入ると、ネオンサインやダルマなどが飾られたネオアジアな空間が広がる。世界各地のクラフトスピリッツを使用して作ったオリジナルカクテルや、薬酒などを提供しており、美味い酒が楽しめるのも魅力だ。
おまけ:願いが叶う出口
カレー&ハーブ チェリーブロッサム 新百合ヶ丘店
新百合ヶ丘駅の南口を出て、すぐの場所にあるカレー屋。エスカレーター下の小さなスペースで営業しており、6人も入れば満席となってしまう。別名「願いが叶うカレー屋」と呼ばれている不思議な店で、小さな出口で帰る時に願いごとをすると叶うというジンクスがあるのだ。 メニューは、『ビーフカレー』(1,200円)や『チーズカレー』(1,400円)など、カレーにトッピングが乗ったボリューム感のあるものや、30種類以上のハーブを使った『ハーブカレー』などがある。中でも人気は、ハーブカレーとビーフカレーのルーを両方楽しめる『ハーフ&ハーブ』(1,500円)。発汗作用のある野菜とハーブを使用しているため、食べ終わるころには、体が芯から温まるのが分かるだろう。
もっとディープに攻めるなら……
東京、走らない列車レストラン5選
東京には、コンセプトが強烈なバーや奇妙なレストランなど、店主のこだわりと個性あふれる様々な店がある。ここでは、「列車」をテーマとする店を紹介したい。北斗星の車両を改造したレストランや、オリエント急行でシェフを務めていた店主の料理が楽しめる名店、まるで電車の中にいるような内装のバーなどだ。ゴールデンウイークに旅気分を味わいたいのなら、列車レストランで過ごしてみるのもいいかもしれない。