日本初のイヴ・サンローラン大回顧展が国立新美術館で2023年9月に開催

2023年9月20日（水）〜12月11日（月）に「国立新美術館」で「イヴ・サンローラン展」が開催される。同展は「イヴ・サンローラン美術館パリ」による全面協力を得て、日本で初めて開催される回顧展だ。

イヴ・サンローランは1958年にクリスチャン・ディオールの急死を受け、「ディオール（DIOR）」のデザイナーとして鮮烈なデビューを飾った。1962年には自身のブランドを発表し、引退する2002年までの約半世紀にわたり女性の装いに変革を起こし、20世紀のファッション界を席巻し「モードの帝王」と呼ばれた。

同展は序章から11章までで構成。デビューからブランド初のコレクション、そして独自のスタイルを確立するまでのルック110体のほかグラフィック作品124点、写真30点、ジュエリー55点が一堂に並ぶ展示は必見だ。

ピエール・ベルジェ・イヴ・サンローラン財団理事長のマディソン・コックスは「サンローラン本人が大好きだった日本の地で、アジア初の大回顧展を開催できることはこの上ない喜びです。卓越した技術力や人となりを感じていただけたら」と語る。

希代の天才が40年間のデザイナー人生で作り出した、豪華絢爛（けんらん）な美の世界を堪能してみては。

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