United Airlines
Photograph: Shutterstock

ユナイテッド航空、ニューヨークJFK便を一時的に停止へ

2022年10月末までは4便を維持

Anna Rahmanan
テキスト:
Anna Rahmanan
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
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ユナイテッド航空は、ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)のスケジュールが「少な過ぎて競争力を発揮できない」ことを理由に、2022年10月29日(土)の最終便をもって、同空港の発着をを一時的に停止することを発表した。

ロイター通信によると、同社はかなり前からアメリカ連邦航空局(FAA)に増便を要請していたが、残念ながら状況はあまり変わっていないという。そのため、(非永続的とはいえ)今回の驚くべき決定に至った。

ユナイテッド航空は、旅行情報誌であるTravel + Leisureに対し、次のように述べている。

「冬季にはより多くの航空会社がJFK便の運航を再開する予定があります。今の発着枠は競争するのには少な過ぎるため、JFKでの運航を一時的に停止するという難しい決断を下しました」

「このニュースは、現在JFKで働く100人の従業員にとって特に厳しいものであることは承知しております。私たちは各スタッフとの打ち合わせの場を設け、誰も職を失わないこと、そして近隣のほかの拠点への移行ができるだけスムーズに行われるよう努力することをチームに周知しました」

ユナイテッド航空は、10月29日(土)まではJFKにおいて1日4便の運航を続ける予定。その後、より満足のいく解決策が見つかるまで、ニューアーク・リバティ国際空港とラガーディア空港での運航に頼ることになる。

同社は、パンデミックの期間を含む5年間に休止していたJFKでの運航を、2022年初めに再開した。パンデミックの初期には、他社が一時的に空けていた離着陸の機会を利用することができた。「しかし旅行需要が回復した今、各航空会社がそれらの発着枠を取り戻した」とニューヨーク・タイムズは報じている。

ちなみに、FAAは追加の発着枠を探す意向を示していて、「航空会社間の競争力を高め、乗客の選択肢を増やすために、公正で確立されたプロセスに従って今後の発着枠を与える。また我々は、JFKのスタッフをニューヨークの他空港に配置転換することを歓迎します」と、公式声明で述べている。

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United Airlines will no longer fly out of JFK Airport(原文)

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