Photograph: easyJet
Photograph: easyJet

2070年、未来のパスポートは心拍数で本人確認する?

easy jetがスーツケースや観光ガイド、言葉の壁もなくなると予測

Beril Naz Hassan
Mari Hiratsuka
テキスト:
Beril Naz Hassan
翻訳:
Mari Hiratsuka
広告

長いフライトの後、空港に着いて列に並び、カメラを気まずそうに見つめ、パスポートの写真と違うからと、新しい髪形を指摘されないかと心配する時代は終わるかもしれない。そう、セキュリティーを通過するだけでいいことを想像してほしい。

イージージェットが50年後の旅を予測したレポート「EASYJET 2070: THE FUTURE TRAVEL REPORT」では、セキュリティーチェックが「心臓の鼓動」だけになるとしている。専門家によると、心臓の鼓動は固有のもので、生体情報とともに本人確認に使われるようになる可能性がある。 また、飛行機の座席が人の体形に合わせられるようになり、機内エンターテインメントは、乗客の目に直接コンテンツが送られるようになると考えられている。

さらに、言語補聴器がリアルタイムで多言語を翻訳、「言葉の壁」を過去のものにする。ホテルではベッドの硬さや室温、周囲の音楽などを好みに応じて選べるスマートルームが導入され、オーダーメイドの滞在が将来待っているとも予想している。

加えて興味深いのは、3Dプリンターの進化により、スーツケースなしで滞在できるようになることだ。到着時に必要な衣類やアイテムをプリントし、帰国時にリサイクルボックスに入れるだけ、なんて事になるかもしれない。

VR向けのボディースーツ(ハプティックスーツ)とヘッドセットを使ってタイムスリップし、歴史的な場所を体験したり、学んだりできる未来はすぐそこだ。 旅行はもっと便利で気軽なものになるのか、それともディストピアが加速するのか? それは、あなた次第だ。 

関連記事

一生に一度は宿泊したい、日本のユニークなAirbnb7選

日本から2都市が選出、タイム誌が2023年に訪れるべき場所を発表

2023年に訪れるべきではない観光地とは?

日本のレトロな温泉街ランキングをじゃらんが発表

ポーランドで最も評価の高い観光名所は「猫」

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら 

最新ニュース

    広告