Smappa!Groupら手がける「新宿歌舞伎町能舞台」のアート展が会期延長

テーマは能の演目から「とうとうたらりたらりらたらりあがりららりとう」

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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2022年11月18〜27日、「新宿歌舞伎町能舞台」ほか2会場で開催されたStudio GhostとSmappa!Groupが手がける展覧会「とうとうたらりたらりらたらりあがりららりとう」。1600人を超す来場があった後、12月3日(土)〜4日(日)の2日間限定で会期延長が決定した。

新宿歌舞伎町能舞台
Photo:竹久直樹/Naoki Takehisa

能演目「翁」を渡辺志桜里がキュレーション

本展はアーティストの渡辺志桜里がキュレーション、コキュレーターを卯城竜太、大舘奈津子が担当し、能の最古の演目である「翁」に着想を得た展覧会だ。会期中には石牟礼道子作の「不知火」を再編集した公演や、文化人類学者らによるトークなどの多様なイベントを開催。識者や批評家、文化人らからリアクションがあり、10日間の開催を逃した観客に向け、延長を決意した。

新宿歌舞伎町能舞台
Photo:竹久直樹/Naoki Takehisa

参加作家は以下の通り。

飴屋法水たち
石牟礼道子
エヴァ&フランコ・マテス
コラクリット・アルナーノンチャイ
小宮花店
小宮りさ麻吏奈
ザ・ルートビアジャーニー
動物堂
ピエール・ユイグ
ミセスユキ
渡辺志桜里

新宿歌舞伎町能舞台
Photo:竹久直樹/Naoki Takehisa
新宿歌舞伎町能舞台
Photo:竹久直樹/Naoki Takehisa

先着500人まで、当日券(1,800円、中学生以下は無料)のみの入場。来場者は、渡された足袋を履いて鑑賞するユニークな試みもある。師走初めの週末は、神聖な能舞台でアートに触れてみては。

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