Smith Street, Melbourne
Josie WithersSmith Street, Melbourne

タイムアウトが世界で最もクールなストリートを発表

トップ30を選出、1位はメルボルンのスミス・ストリート

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Time Out PR
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都市の魅力を伝えるグローバルメディアであり、ホスピタリティブランドであるタイムアウトは2021年6月中旬、初めて『世界で最もクールなストリート(the World’s Coolest Streets)』を発表した。選ばれた30のストリートの中でトップになったのは、メルボルンのスミス・ストリート。惜しくも1位は逃したが、バルセロナ、ロンドン、ハバナ、ロサンゼルスなどのストリートがトップ10にランクインした。

これらのストリートは、世界中の2万7000人の都市生活者と、各都市のエキスパートであるタイムアウトの編集者やライターによって選ばれたもの。ランキングは、地元の文化、食べ物、楽しさなどの各都市を魅力的にしている要素が、絶妙なバランスで盛り込まれている。

タイムアウトのインターナショナル・エディター、ジェームズ・マニングは、次のようにコメントしている。

「我々が初めて選出した『世界で最もクールなストリート』リストは、我々が住む都市やストリートをエキサイティングなものにしている、素晴らしい地元企業やコミュニティーをたたえるものです。彼らのおかげで、我々はこの1年を乗り切ることができました。世界が再開し始めた今、彼らをサポートすることが、これまで以上に重要になっています。屋外で楽しめる食事から文化まで、『ストリートライフ』には都市の未来を垣間見ることができます。人間は社会的な生き物であり、これらのストリートは私たちが再び一緒に食べ、飲み、交流を始めるための場所なのです」

このリストは、タイムアウトにとって初めての試みとなるもの。作成に当たっては、毎年実施している調査である都市調査『Time Out Index』を通じて都市生活者からの推薦を募集。100人以上の地元編集者や専門家から成るタイムアウトの国際的なチームが、フード、ドリンク、アート、カルチャー、ナイトライフ、コミュニティーの雰囲気など、各都市における過去1年間の動向を考慮に入れ、ランキングを決定した。

世界で最もクールなストリートとして選ばれたのは、メルボルンの歴史的なストリート、スミス・ストリート。街の北部に位置するこのストリートは、数多くのパブ、ワインバー、レストラン、レコード店などがあり、地元の人々や観光客でにぎっている。また夜になるとスミス・ストリートが通る、コリングウッド地区のゲイバーや音楽ヴェニューには、地元の人々が早朝までパーティーを楽しむ姿が見られる。メルボルンでは、4回目となる都市レベルでのロックダウンが行われているが、スミス・ストリート周辺のコミュニティーは、非常に厳しい状況であるにもかかわらず、地元企業を支援したいと思う人々を集めている。

タイムアウトメルボルンのエディターであるレベッカ・ルッソは、「メルボルンのインクルーシブで多様性のあるこの地域が、世界的な規模で認識されたことは素晴らしいことです。メルボルンっ子は、4回の厳しいロックダウンが終わった後は、街を絶対に楽しみたいと話しています。スミス・ストリートには、そのための要素がたくさんあるのです。パブでパルマハムを食べるにしても、クィアフレンドリーなクラブで一晩中踊るにしても、クールな北欧家具を買うにしても、このストリートに行けば思いっ切り楽しむことができます。全ての人がウエルカムです」

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『世界で最もクールなストリート』のトップ10は以下の通り。30のストリートをリストした完全版(英語)はこちらで見ることができる(東京からはキャットストリートが選ばれ、13位にランクインした)。

世界で最もクールなストリート トップ10

1. スミス・ストリート(メルボルン)

メルボルン北部に位置するにぎやかで活気のある通り。個人経営のパブやワインバー、レストランなどが軒を連ねる。ライブヴェニューもあり、ナイトライフも充実。ロックダウン解除後、メルボルンのエキサイティングな雰囲気を満喫するのにぴったりの場所だといえる。

2. サン・ジョアン通り(バルセロナ)

バルセロナのアシャンプラ地区とグラシア地区にある大通り。最近市内初となる「緑の回廊」の一つとして再開発されたばかりだ。この通りは、歩行者や自転車にとても優しく、飲食店の屋外席も多い。ゆっくりと地元の名所を散策した後はスタイリッシュなレストランでおいしい食事を食べるのもいいだろう。「マンガ・トライアングル」と呼ばれる、コミック本専門店が集まるエリアもこの通り沿いにある。

3. サウス・バンク(ロンドン)

サウスバンクには、ロンドンの主要な観光スポット(世界を代表する劇場やアートギャラリーなど)だけではなく、素晴らしい飲食店やショップも集まっている。テムズ川沿いを散策するのであれば、まずサウス・バンクを目指すべきだ。フードマーケット、ポップアップショップ、有名なスケートパークがあり、一日いても飽きない。

4. サン・イーサイドロ(ハバナ)

ハバナの旧市街であるオールド・ハバナの南に位置する細道。モダンな通りの至る所にストリートアートがあふれている。Yarini Habanaのルーフテラスで、屋外での食事やカクテルが楽しみながら、これらのストリートアートを眺めるのもいいだろう。

5. サンセット通り(ロサンゼルス)

調査に参加したロザンゼルス市民の圧倒的多数の多くが、自分たちの街でクールなのはサンセット通りだと回答した。緑豊かな海岸線からにぎやかなハリウッドのメディア地区まで、22マイル(35キロメートル)に及ぶこの通りは、あらゆる分野の人々を引きつけてやまない。

6. ウィッテ・デ・ウィト通り(ロッテルダム)

ロッテルダムの中心部を貫くメインストリートで、常に活気でいっぱいだ。素晴らしいギャラリーや評判の良いレストランが軒を連ね、平時であれば、ナイトクラブも最高の盛り上がりを見せる。2020年からは市内のほかの場所と同様、隣接するレストランやバーが路駐スペースを活用することが可能に。通り全体が一つの大きなパーティー会場に感じられるほどにぎわっている。

7. トレス・リオス通り(サンパウロ)

サンパウロの歴史的な地区の一つであるボンレティーロの中心部を通る。美しいピナコテカ美術館から歩いて数分のところにあり、今、急速に発展している。この通の周辺は、イタリア、韓国、ギリシャ、ボリビア、東欧などからの移民が集まる「人種のるつぼ」で、刺激的なフードシーンが生まれている。

8. ハジレーン(シンガポール)

カラフルな歩行者天国であるハジレーンには、ビンテージ品や布地などを扱うユニークなショップが並んでいて、街歩きが好きな人の天国といえるような場所だろう。さまざまな料理、ギャラリー巡り、ナイトライフも楽しめ、昼夜を問わず活気にあふれている。

9. ロドリーゲス・デ・ファリア通り(リスボン)

リスボンのクリエーティブハブ、LX Factoryのメインストリート。通り沿いには、レストラン、ショップ、スタジオ、コワーキングスペースが立ち並び、たくさんのストリートアートが見られる。朝食からDJがプレイする深夜音楽まで、必要なものは何でもそろっている、まるで「都市の中の都市」のような通りだ。

10. タメス通り(ブエノスアイレス)

パレルモ地区とビジャ・クレスポ地区を結ぶ長い通り。通り沿いには、個性的なレストランやバー、目を見張るようなストリートアートがたくさんある。真新しい屋内フードホール、Mercatで世界最高のバーの一つであるTres Monosでカクテルを注文してみてはどうだろう。

原文はこちら

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