ニュージャージーにマリオをモチーフにしたトウモロコシ迷路が完成

Happy Day Farm、スーパーマリオ35歳の誕生日を記念

Melissa Kravitz Hoeffner
テキスト:
Melissa Kravitz Hoeffner
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2020年はテレビゲームが唯一の娯楽に思えた年だったが、多くの人が外出するようになった今、スクリーンタイムを減らしてリアルな生活を楽しむ時期にきている。

うれしいことに、2021年の娯楽の多くは2020年の楽しみの延長線上にあるようだ。アメリカのニュージャージー州マナラパンにあるハッピーデイ農園(Happy Day Farm)が、スーパーマリオの35歳の誕生日を記念して作ったトウモロコシ迷路も、その一例といえるだろう。

マリオの誕生日のために特別な迷路が作られたのは、広さ10エーカー(約400平方メートル)のトウモロコシ畑。コースは、短い迷路初心者向け(主要時間:15~25分)と、高難易度の迷路愛好家向け(同:45~60分)の2種類ある。

ハッピーデイ農園は、2012年から手の込んだトウモロコシ迷路を作っていて、毎年テーマを変えて地元の人や周辺の州からの観光客を魅了。過去に迷路になったテーマには、ニュージャージー州の有名人、スーパーボウル、おさるのジョージなどが選ばれている。

トウモロコシ迷路作りが始まるのは2月から。ハッピーデイ農園のスタッフが、その年の記念日や関連するイベントを調べ、迷路テーマを選択し、SNSの迷路ファンにも意見を求めてアイデアをまとめ、ユタ州の会社へデザイン制作を依頼する。

6月中旬には、迷路の植え付けが開始。ハッピーデイ農場のマーケティングディレクター、アレクシス・ニューマは、トウモロコシ迷路の作り方を次のように教えてくれた。

「まず格子状のパターンを作り、方眼紙に転写されたデザインを元に、畑へデザインを反映させていくのです。デザインの妨げになるトウモロコシは、除草剤を使って1列ずつ取り除きます」。​​

その結果、迷路の通り道周辺のものなど、残ったトウモロコシは成長を続け、精巧なデザインのトウモロコシ迷路が出来上がるのだ。

迷路体験も含まれた農園の収穫祭は2021年10月中の週末に開催。迷路は、営業時間外であれば、プライベートイベントへの貸し切り対応も行っている。

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