五輪選手村の跡地に「ららテラス HARUMI FLAG」が2024年春開業

2024年春、「東京2020オリンピック・パラリンピック」選手村の跡地に、商業施設「三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG」が開業。「新しい街からはじまる 新しい日常を創造・提供するライフスタイル型商業施設」をコンセプトに、晴海エリアの日常生活を支えるスーパーマーケットや保育園、ウェルネス施設など、約40店舗が出店する。

地上3階、地下1階、塔屋1階建てで、敷地面積は約1万1355平方メートル。選手村のレガシーや、新たに整備される晴海ふ頭公園など、街のポテンシャルを生かし、地域住民の交流とにぎわいの拠点として活気ある街づくりを目指す。

1階は「デイリーマーケット」フロアで、「サミットストア」が入居予定だ。スーパーマーケットを核とした、生活利便性の高い物販店舗やサービス店舗を提供するほか、晴海エリア最大規模の「食」のフロアを展開する。

2階は「デイリーセレクト」フロアで、毎日の生活を支えるとともに、暮らしの中に彩りと潤いを与えてくれるサービス、物販、飲食店舗を導入する。3階は「ウェルビーイング」フロアで、自分磨きや学びをサポートする専門性の高いスクールや保育園、フィットネスクラブ、メディカルセンターなどが揃う。

1階に位置する、日本オリンピック委員会（JOC）による「日本オリンピックミュージアム」のサテライト施設「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」は見逃せない。展示エリアでは、「聖火リレー用トーチ」をはじめ、アスリートの貴重なアイテムが鑑賞できる。

併設された「カフェ アンド レストラン セントラーレ（Cafe & Restaurant CENTRALE）」では、実際に選手村で提供されたGAP認証食材を使用した本格的な料理を提供。自営農場で採れた新鮮な野菜のサラダビュッフェや、築地と豊洲で仕入れたこだわりの食材によるプレートランチなど、選手たちも食べた食材が楽しめる。

選手村として活用された広大な同地には、再開発により5632戸の分譲住宅と賃貸住宅、商業施設の合計で24棟が建築される。同ショッピングセンターが完成し、晴海エリアに再び活気があふれるのが、今から待ち遠しい。

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