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群馬県前橋市のアートホテル、白井屋ホテルが、医療従事者に向けた宿泊プラン『医療従事者サポートプラン：Hospitality for Healthcare Community』を2021年9月30日（木）まで実施中だ。これまで同プランの対象は群馬県在住、在勤者であったが、緊急事態宣言の解除を受け、範囲を全国に拡大した。
同ホテルはJINS代表取締役の田中仁が地域創生を目指して、300年以上の歴史ある旅館を改装、2020年12月に開業した。新たに生まれ変わったホテルは建築家の藤本壮介が設計、館内にレアンドロ・エルリッヒや杉本博司といった国内外のアーティストによる作品を配しているのが特徴だ。
また2021年1月には、同館グリーンタワー1階に杉本と建築家の榊田倫之の新素材研究所による特別個室、真茶亭（完全予約制）が完成。そのファサードは職人手作りのガラス100枚以上が積み重なったもので、注目を集めていた。
同プランには、宿泊料金の30％オフのほか、朝食（3,300円）が付いたり、フィンランド式など2種類の完全貸切サウナ50％オフ（割引後3,025円）などの特典が含まれる。
対象となるのは、全国の病院施設に勤務する医療従事者とその同伴者。医療従事者には医師、看護師、歯科医師、歯科衛生士、病院職員、薬剤師、薬局職員、救急隊員、海上保安庁職員、自衛隊職員保健所職員、検疫所職員、高齢者施設職員が含まれる。チェックイン時に確認できる身分証を提示する必要がある。
同ホテルは、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種などに対応している全国の医療従事者に感謝の気持ちを届けたいと考え、このプランを始めたという。対象者は足を運んでみてはどうだろうか。
『医療従事者サポートプラン：Hospitality for Healthcare Community』の詳細はこちら
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