Muji Ginza
Photo: Keisuke Tanigawa

無印良品が家具の月額レンタルサービスを開始

月額300円から、ベッドやデスクなどの家具を気軽にサブスク

Tabea Greuner
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Tabea Greuner
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全国に店舗を展開し、その使いやすさから世界中でファンを獲得している無印良品近年は商品のラインアップやサービスの幅をさらに広げ、銀座に日本初のムジホテルをオープンさせたり、主要店舗で飲料水の無料給水サービスを提供したりと話題は絶えない。今年、無印良品を運営する良品計画が新たにスタートさせたのが、家具の月額レンタルというサービスだ。

Muji rental furniture
Photo: © Ryohin Keikaku Co., Ltd.

全国182店舗で2021年1月15日から開始されたこのサービスは、手頃な定額料金を支払うことで無印の家具をレンタルできるという家具の「サブスク」。プランは1年間から4年間まで用意されており、契約期間が長いほど月額料金が安くなるというシステムになっている。レンタルの対象となるのは、暮らしの基盤となるような使いやすくシンプルな家具で、サイズの異なる脚付きマットレス(4種)、テーブル(2種)、椅子(2種)、スタッキングシェルフ(4種)がそろう。

例えば、サービスを使って椅子を4年契約でレンタルした場合、月額料金は300円ほどで済む。引っ越しの初期費用を抑えたいという人や、単身赴任などの短期滞在者には画期的なサービスとなるだろう。なお、家具の送料は初回のみ加算される。

契約終了後は家具の返却か契約延長(4年契約を除く)のオプションがあり、気に入った家具を買い取ってそのまま使うことも可能だ。返却された家具は廃棄にはせず、メンテナンスをして再利用したり中古品としてのアウトレット販売などを予定しているという。このサービスが循環することで、不要になった家具を処分する必要がなくなるだけでなく、引っ越しの際に発生するゴミの削減にもつながることが期待される。

近く引っ越しを計画しているという人は、無印良品の公式ウェブサイトから詳細をチェックしてほしい。

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