©福岡諒祠(株式会社GEKKO)
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親子で大興奮、恐竜パークを楽しむ5のこと

夏休みに行きたいオーストラリア発のリアル恐竜ショー

テキスト:
Mari Sakamoto
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2016年にオーストラリアから日本へ初上陸し、4年間で約30万人を動員してきた夏の大人気公演『恐竜どうぶつ園』のリニューアルが、2021年7月17日に開幕した。今年は、「見る」楽しさをさらに磨いた『恐竜パークとして、神奈川の厚木市文化会館での公演を皮切りに、約2カ月にわたって全国29カ所を巡回する。

まばたき、舌の動き、歩き方まで非常にリアルに再現できるErth Visual & Physical社の恐竜パペットに感動しながら、恐竜たちがどのような時代を生きて、どんな暮らしをしていたのかを家族で楽しく学べるショーだ。ここでは、その見どころを紹介する。

1. 参加者が一緒にショーをつくる。

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オーストラリアで育った、明るく元気で恐竜が大好きなアリスを中心に、一生懸命だが、おっちょこちょいなジュンくんをはじめ、4人の飼育員がさまざまな恐竜をリアルな生き物として紹介する本公演。

新型コロナウイルスの影響で、上演中に歓声を出せない代わりに、リアクションポーズをレクチャーしたり、全員で足踏みをしたり、恐竜にまつわる4択クイズを行ったり、ステージと観客が一体となって楽しめる工夫がなされている。子どもたちはクイズに正解するとガッツポーズをするなど、夢中な様子だった。

2. 赤ちゃん恐竜に癒やされる。

赤ちゃん恐竜の紹介(2019年公演時)
赤ちゃん恐竜の紹介(2019年公演時)

恐竜に対して強暴なイメージを抱くことは多いが、眠たそうに欠伸をしている赤ちゃん恐竜を見て、かわいい一面も発見できる。登場するのは、ティラノサウルス、ドリオサウルス、トリケラトプスの赤ちゃん。両親がエサをあげる意外な方法が学べるほか、あいさつのために飼育員が差し出した手にかみつこうとしたり、じゃれたりする様子に癒やされるはずだ。

ステージの後ろには大きなモニターが設置されており、表情がよく見えることに加え、登場した恐竜の名前がひらがなで表示されるので、小さな子どもでも分かりやすいだろう。

3. 耳をすませる。

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恐竜だけでなく、約3億年前の古生代に生息していた現在知られている中で最大の昆虫、メガネウラも登場。昆虫とは思えないサイズとリアルな羽根の動きも見どころだが、そのブオン、ブオンという迫力ある羽音にも注目してほしい。一度目を閉じると、森の奥から恐竜の鳴き声や足音が聞えてきて、少し想像力をはたらかせるだけで本当に恐竜の住む世界へ迷い込んだかのような気分になれる。

4. 恐竜の迫力に圧倒される。

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小型のかわいらしい恐竜が登場した後は、福井県で発見されたフクイラプトルや子どもに大人気のティラノサウルスなど、スリリングな肉食恐竜が紹介される。ティラノサウルスのエサやりのシーンでは、ナイフのように鋭い歯で肉を食べる様子が非常にリアルだ。

会場にいる子どもたちは、暴走するティラノサウルスの巨大な鳴き声にビクッと体を震わせながらも、楽しそうに興味を示し、大きな拍手を送ったり、客席から身を乗り出したりして鑑賞している姿が印象的だった。

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ドーン、ドーンという重い足音とともに最後に登場するのは、ショーの中で最も大きな恐竜クーパー。草食恐竜で大人しい性格だが、その長い首と想像以上の大きさに驚かされること間違いない。恐竜と飼育員たちとの絆も感じられる心温まるフィナーレだ。

5. 記念写真を撮る。

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ロビーには、恐竜の化石を間近で見られるミニ恐竜展や、人気イラストレーターChocomooが書き下ろした公式キャラクターのグッズが並ぶほか、記念撮影ができる会場限定のARフォトスポットなどが設置されている。珍しい恐竜の卵の化石や始祖鳥の化石、ティラノサウルスの歯など、解説パネルを参考にしながらじっくりと観察してみよう。

 『恐竜パーク』は、2021年7月17日(土)〜2021年8月29日(日)開催。来場の際は事前予約が必須なので、公式ウェブサイトから確認してほしい。

『恐竜パーク』の詳細はこちら

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