2025年12月5日(金)〜12月7日(日)に、「幕張メッセ」で「東京コミコン2025」が開催される。東京コミコンは、映画、アメリカン・コミックス、アート、テクノロジーが交差する、ポップカルチャーの祭典だ。2025年は、ハリウッドの人気俳優や世界的クリエーターが多数来日し、過去最大級のスケールで行われることが明らかになった。
今年は、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで知られるジョニー・デップ(Johnny Depp)が約8年半ぶりに公式来日。6日(土)・7日の2日間にわたって会場でサイン会を実施するほか、最終日にはメインステージでのトークショーも予定されている。
そのほか、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドク役でおなじみのクリストファー・ロイド(Christopher Lloyd)、『ロード・オブ・ザ・リング』のイライジャ・ウッド(Elijah Jordan Wood)、人気シリーズ『ザ・ボーイズ』で共演するアントニー・スター(Antony Starr)とカール・アーバン(Karl Urban)、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『X-MEN』シリーズで知られるニコラス・ホルト(Nicholas Hoult)など、世界的人気を誇る俳優たちの来日も決定している。
中でも注目したいのが、映画『処刑人』で兄弟役を演じたノーマン・リーダス(Norman Reedus)とショーン・パトリック・フラナリー(Sean Patrick Flanery)の「再会」だ。同作は1999年のカルト的人気作で、長年ファンの間で「2人が再び並ぶ姿を見たい」と望まれてきた。東京コミコン2025で夢のツーショットが実現することになり、世界中の映画ファンから熱い視線が注がれている。
「アーティストアレイ」には、東京コミコン史上過去最多となる177人が集結。マーベル・コミック編集長のC.B.セブルスキー、DCコミックスの共同発行人として知られるジム・リー(Jim Lee)や、アメコミ界の巨匠・フランク・ミラー(Frank Miller)の参加が決定している。ミラーは、『バットマン:ダークナイト・リターンズ』『シン・シティ』など数々の名作で知られ、アメコミの歴史を塗り替えた存在として世界的に高い評価を受けた。
期間中はマーベルやDCなどの大型展示や限定グッズ販売、コミックの原画展示、AI技術を活用したフォトブース、国内外クリエーターによるトークセッションなどを実施。ポップカルチャーの最前線を体感できる、多彩なプログラムが展開される予定だ。
デップのサイン会チケットは7万5,000円で、今回のゲスト陣の中でも最高額ながらすでに残りわずかとなっている。ファンにとっては、またとないチャンスといえるだろう。
サイン会や撮影会への参加には別途チケットが必要で、事前予約が必須。プログラムやチケットの詳細は、公式ウェブサイトを確認してほしい。
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